『映画「日本で一番悪い奴ら」試写会』 | 新堂冬樹オフィシャルブログ「―白と黒―」Powered by Ameba

『映画「日本で一番悪い奴ら」試写会』


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6月25日公開の綾野剛さん主演の


『日本で一番悪い奴ら』の推薦コメントのオファーを


頂き、本日、丸の内東映本社の試写会に行ってきた。


北海道警の実在した刑事、諸星要一の半生を描いた実話だ。


令状もなしでヤクザの部屋に上がり込み、殴り、蹴り、覚醒剤を


押収したり、ヤクザと手を組み購入させた大量の拳銃を押収したふりをして


ポイントを稼いだりと、とにかく、諸星という刑事は出世のためなら


手段を選ばない最低の男だ。

だが、ただの最低人間ではなく、純粋で単純で根は悪くない、という


部分がしっかり描かれているので、誤解を恐れずに言うと「憎めない感」もある(笑)


ピエール瀧さん、中村獅童さんなど、共演者もアクの強い役者さんが脇を固め


ているので、2時間15分という上映時間を長く感じない素晴らしい出来になっている。


映画館に行って、「満足感」を得られる映画だということは俺が保証する。


~解説~



実在の事件をもとに描いた「凶悪」で話題をさらった白石和彌監督が、2002年の北海道警察で起こり「日本警察史上最大の不祥事」とされた「稲葉事件」を題材に描く作品。綾野剛が演じる北海道警の刑事・諸星要一が、捜査協力者で「S」と呼ばれる裏社会のスパイとともに悪事に手を染めていく様を描く。大学時代に鍛えた柔道の腕前を買われて道警の刑事となった諸星は、強い正義感を持ち合わせているが、なかなかうだつが上がらない。やがて、敏腕刑事の村井から「裏社会に飛び込み『S』(スパイ)を作れ」と教えられた諸星は、その言葉の通りに「S」を率いて危険な捜査に踏み込んでいくが……。暴力団と密接な関係を持ち、諸星に影響を与える村井役で、「凶悪」に続き白石監督とタッグを組むピエール瀧が出演する。