『最悪の衝撃「闇の子供たち」』 | 新堂冬樹オフィシャルブログ「―白と黒―」Powered by Ameba

『最悪の衝撃「闇の子供たち」』


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『闇の子供たち』は、かなり衝撃的な内容だった。


『血と骨』の原作者さんだからある程度は覚悟していたが、


想像を超えていた。


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テーマは、児童性愛と児童臓器売買だ。


タイの貧困街から二束三文の金で買い取ってきた


幼児達を不衛生な部屋に閉じ込め、児童性愛嗜好の


欧米人や日本人相手に売春をさせるのだが、その性描写が


生々しく、グロくて、痛々しくて・・・幼児の涙に塗れた表情に


胸を掻き毟られ、たしかR12だが、これはR18にしたほうがいい作品だ。


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ぶよぶよに肥った白人の男が幼児を性的虐待している


姿は、吐き気を催す。


エイズにかかって使い物にならなくなれば、ゴミ袋に詰められ


ゴミ回収車に放り込まれてしまう。


この映画に出てくる幼児は、まさに虫けらのような

扱いをされている。


極めつけは、裕福な家庭の子供の移植手術のために、


生きたまま心臓を抜かれるタイの幼児を描いているシーンだ。


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もちろんフィクションだから事実として描かれているわけではないが、


こういうことがあっても不思議ではない、という気もする。


現に、日本のどこかの校長が一万人以上? のフィリピンの14歳から70歳の女性を


買っていた事件があったばかりだ。


いまも、世界のどこかでこういった「生き地獄」があるのかと思えば


やり切れなくなる。


せめて、弱い立場の幼児を大人の薄汚れた毒牙にかけるのは


やめてほしいものだ。