『映画「忘れ雪」試写会』 | 新堂冬樹オフィシャルブログ「―白と黒―」Powered by Ameba

『映画「忘れ雪」試写会』



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左 村山優香ちゃん(深雪の少女時代)


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本日、俺の原作『忘れ雪』の試写会がパシフィコ横浜で

行われた。

俺の作品の中で初めて書いた純愛小説で、10年以上前から


何度も映像化争奪戦が繰り返され、ついに、今日を迎えることができ、


感無量だった。




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試写会だから40~50人のこぢんまりとしたところでやるのかと


思いきや、めちゃめちゃでかい映画館でびっくりした(笑)


写真で俺と映っているのは大野いとさんが演じたヒロイン、


深雪の少女時代を演じた村山優香ちゃん(12)だ。


帰ろうとしているときにママときていた優香ちゃんから声を


かけられたのだが、12歳とは思えない「女優オーラ」を醸し出していた。


映画初出演とは思えない堂々とした演技でチャンソン君とガッツリ絡み、


観ているときからかなり印象に残る子役さんだった。


ほかの新堂作品の映画化とドラマ化も進んでいるので、


機会があればまた出演してほしい。


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主役のテオ役・・・チャンソン君は、表情が秀逸だった。


眼差しで演技できるというのは、凄いことだと思う。


全編日本語というハンデがありながらも、見事に心優しき獣医を


演じ切るたり、やはりトップアーティストだけある。


角川「純恋三部作」、「忘れ雪」「ある愛の詩」「あなたに逢えてよかった」の


映像化も、ハンサンヒ監督とやりましょうと約束しているので、是非、


チャンソン君には出演してほしい。




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ヒロイン深雪を演じた大野いとさんも、チャンソン君と同じ

表情の素晴らしい女優さんだった。

終盤の遠くをみるような眼差しは、レッスンで身につくものでは

ないので、天性のものだろう。

これから、女優としてさらに飛躍してゆくに違いない。


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鳴海役の久保田悠来君は、「ギャングスタ」「アサシン」に

続いて新堂作品三作目の登場だが、どの作品もまったく異なる

キャラクターを見事に使い分ける素晴らしい役者さんだ。

彼の役作りは本当に凄いと、作品ごとに驚かされる。

今日、試写を観終わったあとに、彼には直接連絡して演技を褒めたくらいだ(笑)

これからも、四作、五作と、新堂作品の常連になってほしい。


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静香役の吉倉あおいさんも、強烈だった(笑)

深雪とクロスにたいする冷たい眼差しには、

背筋が寒くなった(笑)

難しい役どころなのに、俺のイメージ通りの「静香」を

演じ切ってくれた。


映画『忘れ雪』は、キャストさんに恵まれた。


ハン・サンヒ監督の繊細な映像美も素晴らしかった。


10月の特別試写会には、俺も舞台挨拶に登壇する


予定なので、よろしく!