『新堂冬樹全作品紹介⑨』
●2009年8月(河出書房新社)
<あらすじ>
あなたの言葉を、待ってる人がいます―結婚と仕事の間で苦悩するラジオ・パーソナリティ。シングルマザーの道を選んだ女性。今の自分に納得がいかず、しかし一歩が踏み出せないショップ店員。高校卒業を控え、進路に悩む少年。ある出来事がきっかけで、笑う事を忘れてしまった男性。親友に裏切られ、未来ではなく、「今」を楽しく生きることに決めた女…。
☆常盤貴子さん主演で映画化された。監督は、俺の友人の「花より男子~」の敏腕プロデューサーが務めた。ウチのタレントも林遣都君のクラスメイト役で出演していたので、俺は二週間、函館ロケに参加した。函館の港町で、ロケ中にノートパソコンで締め切りを執筆していたのが懐かしい(笑)
●2009年12月(幻冬舎)
<あらすじ>
実の父親を自殺に追い込んだドラマ界の帝王・仁科を蹴落とすため、テレビ制作会社のプロデューサー・唯は、累計発行部数500万部を超える大ベストセラー小説のドラマ化を画策した。あまりにも切なく美しい復讐劇が幕を開ける―。
●2010年4月(河出書房新社)
<あらすじ>
ある日、看護師の前に現れた、ひとりの男。彼は女性にこう囁いた。「この病院は、まもなく倒産します」…
病院乗っ取り犯と看護師の禁断の恋物語。
43純恋
●2010年11月(徳間書店)
<あらすじ>
「汚れた者だからこそ見える愛の形」~デリヘル嬢とりタリン中毒の小説家の純愛物語~
元人気作家で、妻を亡くしてからは社会の最底辺で命をつなぐ薬物中毒の男と、類まれな美貌を持ったがゆえに義父から性的にもてあそばれた風俗嬢の「純愛」物語。