『盲導犬オスカーを刺した犯人に厳罰を!』
7月28日盲導犬のオスカーが、パートナーを誘導している最中に、
何者かにフォークでお尻の辺りを4回くらい突き刺されるという
事件があった。
ブログに取り上げるまでに時間がかかったのは、あまりの怒りで
かなり過激なことを書きそうだったから、心を落ち着かせるための
冷却期間だ。
北野たけしさんなんかも、人間を刺したときよりも厳罰を与えなければ、
とコメントしているが、俺もまったくの同感だ。
動物は言葉が喋れないから、「痛い」とも「助けて」とも言えない。
しかも、オスカーは盲導犬なので、吠えないように訓練されていたので
激痛を我慢して吠えなかったのだ。
浦和駅に続く上りのエスカレーターに載っている最中に、犯人は、わざわざ
オスカーの服を捲りフォークで刺したのだという。
いきなり身体をフォークで4回も刺され、オスカーはどんなに痛く、怖かった
ことだろうか?
眼の見えない方のために一生懸命に尽くす盲導犬は、当然、人間との
信頼関係が一番大事だ。
こんなひどい目にあったオスカーが、人間を信じられなくなったり怖くなったり
しないかが心配だ。
日本の法律では、動物を怪我させたり死なせても「器物破損」で
済まされてしまう。
たとえば、動物病院が麻酔を打ち過ぎて犬を死なせても、購入したときの金額から
年数で消費されたぶんを差し引いた弁償金を払えば終わりだ。
動物の「命」にたいして、物を壊した扱いにする法律は本当におかしい。
いますぐに、もっと重い罪に変えなければ、今回みたいなクソみたいな
奴がでてくる。
盲導犬が吠えないのをいいことに、また、飼い主の眼がみえないからといって、
煙草の火を押し付けたり犬の顔にマジックで落書きをしたりという事件は
あとを絶たないらしい。
こんな卑劣なひとでなしは、何年か刑務所にぶち込んだほうがいい。
犬にそうしたように、自分より強い誰かにフォークで刺されたら少しは気持ちが
わかるのか?
別に、愛犬家でないにしても、こんな残酷なことができる人間がいるということが
信じられない。
一日もはやく、犯人を捕まえて罰してほしい。