『新堂お勧め映画』
ゴールデンウィークも連載締め切り地獄に
休みはなく・・・というよりも、連休進行ということで
いつもより締め切りが早い。
そんな忙しい合間を縫って、愛犬とのジョギングコース
の代官山蔦屋で資料用の書物やDVDのレンタル&購入を
定期的に行っている。
お勧めの映画を一本。
俺はフランス映画も大好きでよく観るが、苦手な人も多い。
理由としては「テンポが悪い」「結末が曖昧」
「ストーリーが難解」「暗い」などを耳にする。
まあ、俺としてはそれがフランス映画のいいところだと
思っているが、好き嫌いが別れるところだ。
だが、本作品は、フランス映画が苦手な人にも愉しんで
もらえる、テンポのいいハートフルコメディだ。
ストーリーは下記に添付するので割愛するが、
ダブル主演のミカエル・ユーンの演技が素晴らしいという
こともあるが、ジャン・レノの久々の当たり役だ。
個人的には、「レオン」以来のはまり役だと思っている。
ジャン・レノは「レオン」でブレイクしたことがある意味悲劇で、
その後の作品も、「無理してる感ありあり」の役柄が多いという
印象を受けていた。
「レオン」だから嵌った役柄を、以降の作品にも引き摺っていた
という感じだ。
本作品では、自然にコミカルな演技をしていて、
魅力溢れる主役を演じ切っている。
映画の評価も三ツ星だ(笑)
~ストーリー~
パリの高級レストラン“カルゴ・ラガルド“は20年もの間、
三ツ星を守りぬいてきたがベテランシェフのアレクサンドルがスランプに陥り、
大ピンチを迎えていた。そんなある日、アレクサンドルは老人ホームのペンキ塗りを
しているジャッキーという男と出会い……。
ジャン・レノが主演を務める心あたたまる人間ドラマ。
スランプに陥ったベテランシェフにかわって、
天才的な舌をもつ男やペンキ塗りの老人、素人シェフたちが集結し、
由緒あるレストランを守るために奮闘する姿を描く。
春野菜入り子牛肉のシチューや61年もののワイン、
シュヴァル・ブランなど劇中に登場する“目にも美味しい“メニューにも注目。