『懐かしい! 蘇える『奥様は魔女』』
1966年にアメリカ国民だけでなく日本でも歴史的ブームを
巻き起こした伝説のドラマシリーズ『奥様は魔女』が
映画で蘇えった。
現代版
1966年版
1966年は俺の生まれ年なのでリアルタイムではないが、
大人になってからテレビの再放送やDVDで10回以上
繰り返しみたほどの『奥様は魔女』ファンだ。
エリザベス・モンゴメリー演じたサマンサを二コール・キッドマンが
演じた現代版『奥様は魔女』は、初代版ファンの人々の間では
かなり厳しい評価だ。
名作であればあるほど、リメイク版はハードルが高くなるのは常だ。
こんなの『奥様は魔女』じゃない! という初代版ファンの気持ちも、
わからないでもない。
だが、俺はかなりいい出来だったと思う。
サマンサ、ダーリン、エンドラ、クララおばさん・・・元祖の
登場人物への思い入れは俺も強いが、リメイク版を
みても違和感はなかった。
制作スタッフが初代『奥様は魔女』に敬意を払っている
ことがキャスティングや演出に現われていると感じた。
とくに、主役のサマンサを演じた二コール・キッドマンは
エリザベス・モンゴメリーの再来かと思わせる嵌りぶりだった。
賛否両論あるだろうが、俺は好きな作品だ。