『ソチ五輪 フィギュアスケート女子』
6位:浅田真央(Mao Asada)/198.22点
ソチ五輪 フィギュアスケート女子個人
フリースタイルで、浅田真央選手が感動的な
演技で自己最高得点を叩き出し、メダルこそ逃したものの
SPのまさかの16位から6位まで盛り返した。
リスクを百も承知で拘り挑み続けたトリプルアクセルを
見事に成功させた精神力は賞賛に値する。
普通なら、プレッシャーに押し潰されるところを
過去の自分の中で最高の演技ができたというのは
凄いのひと言だ。
ただ、今回のメンバーはハイレベルであり、
ベストを叩き出した浅田選手よりも高得点を
挙げた選手が五人もいた。
金メダル:アデリナ・ソトニコワ(ロシア)/224.59点
今大会は彗星の如く現われたロシアの天才少女リプニツカヤばかり
がクローズアップされていたが、優勝したのは、同じロシアの元祖天才
少女のソトニコワだった。
銀メダル:金妍児(Yu-Na Kimキム・ヨナ、韓国)/219.11点
惜しくも金メダルを逃したものの、公平にみて
総合力ではキム選手が一番だったと俺は感じた。
絶対女王の貫禄は十分に示した。
銅メダル:カロリーナ・コストナー(Carolina Kostnerイタリア)/216.73点
若い世代が活躍しているソチ五輪だが、
キム・ヨナとともにコストナーが円熟の演技をみせ銅メダルを
ゲットし、ベテランの意地をみせた。
4位:グレイシー・ゴールド(Gracie Gold米国)/205.53点
美貌ばかりが取り上げられていた感がある
グレイシー選手だが、この順位は実力もトップクラス
であるということを証明した。
5位:ユリア・リプニツカヤ(Julia Lipnitskaiaロシア)/200.57点
俺も注目していた天才少女も、オリンピックの高い壁に
阻まれた。
とはいえ、4年後はまだ19歳で、キム・ヨナなきこれからの
フィギュアスケート界で女王を狙える位置にある。
4年後が、いまから楽しみだ。