『最強のやんちゃ坊主オルフェーブル! 引退レース圧勝V!!』
ひとつの『伝説』が終わった。
「史上最強のやんちゃ坊主」・・・オルフェーブルが
第58回有馬記念G1で2着のウィンバリアシオンに
これで、6個目のG1タイトルだ。
シンボリルドルフ、オグリキャップ、メジロマックイーン、
トウカイテイオー、ナリタブライアン、ディープインパクト・・・名馬と
呼ばれたサラブレッドは過去にも何頭かいた。
だが、「記録」にも「記憶」にも残ったという衝撃度では、
オルフェが1番ではないだろうか。
デビュー戦で騎手を振り落とし、レース中にコースを大きく逸脱した
あとに戻って2着に突っ込み、世界最高峰のフランス『凱旋門賞』では
2年連続2着の快挙。
とくに昨年は、異次元の追い込みで世界のトップホースを並ぶ間もなく
ごぼう抜きして先頭に立ったときは、「化け物だ!」と鳥肌が立ったものだ。
最後の別れ・・・オルフェに抱きつく池添騎手。
いい光景だ。
今後、当分の間は、オルフェのような、
ハラハラドキドキさせながらも圧倒的な強さを併せ持つ
スーパーホースは出てこないだろう。
やんちゃなオルフェーブル二世がターフで走るのを、
いまから愉しみにしている。
またな!