『世界にひとつのプレイブック』 | 新堂冬樹オフィシャルブログ「―白と黒―」Powered by Ameba

『世界にひとつのプレイブック』



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それぞれに愛する人を失い心に傷を負った

男女が再生していく姿を、涙と笑いでつづるヒューマン・コメディー。

オスカーで6部門にノミネートされた『ザ・ファイター』の

デヴィッド・O・ラッセル監督が、

人生の再起に懸ける男女をハートフルに描く。主演は、

『ハングオーバー!』シリーズのブラッドリー・クーパーと

『ウィンターズ・ボーン』のジェニファー・ローレンス。

さらにロバート・デ・ニーロ、ジャッキー・ウィーヴァーら

ベテランが脇を固める。


~ストーリー~

妻が浮気したことで心のバランスを保てなくなり、
仕事も家庭も全て失ってしまったパット(ブラッドリー・クーパー)は、
近くに住んでいるティファニー(ジェニファー・ローレンス)と出会う。
その型破りな行動と発言に戸惑うパットだったが、
彼女も事故によって夫を亡くしており、その傷を癒やせないでいた。
人生の希望を取り戻すためダンスコンテストに出ることを決めたティファニーは、
半ば強制的にパットをパートナーに指名する。



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なにげなく観たDVDだったが、とてもいい作品だった。


俺の敬愛するロバート・デ・ニーロが



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指名しただけあり、主演男優のブラッドリー・クーパーは



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躁うつ病の患者を、じつにうまく演じていた。


とにかく、出演している役者が、「人気先行のアイドル俳優」


ではなく、実力者揃いなのがよかった。


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とくに驚いたのは、主演女優のジェニファー・ローレンス。

俺は知らなかったが、彼女は全米大ヒット映画の「ハンガーゲーム」


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の主演で若手実力派女優らしい。


ジェニファーは、『世界でひとつの~』では夫を


事故で失い精神を患ったエキセントリックな若き未亡人を


好演している。

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本作品でアカデミー賞の主演女優賞を取ったのも


頷ける実力派だ。


お世辞にも正統派美人ではないジェニファーだが、


ひとつひとつの表情が奥深く、久々に「本物」をみたような


気がする。


「実力派女優」と言えば、俺の中ではメリル・ストリープが


思い浮かぶ。


男優ではデ・ニーロ、女優ではメリル・ストリープが、


新堂的には歴代ナンバー1実力派男優&女優なのは、


もう二十年以上変わらない。


実際に、アカデミー賞に17回ノミネートされた最多記録保持者で、


主演女優賞2回と助演女優賞を1回受賞している。


若い人の間では、メリルは『プラダを着た悪魔』の鬼編集長と


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言えばわかるだろうか?



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最近では、『マーガレット・サッチャー・鉄の女の涙』


でアカデミー賞・主演女優賞に輝いた。



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俺は、メリルの作品で思い入れがあるのは、


不朽の名作「クレイマークレイマー」の若き母親役だ。


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俺が中学時代に大ヒットした映画だが、知らない人が


いたらぜひ、観てほしい。


感動すること請け合いだ。


メリルの凄いところは、徹底した役作り。


「女デ・ニーロ」と呼ばれるだけあり、


役へのこだわりが半端ではない。



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話を戻すが、若き日のメリル・ストリープを


彷彿とさせるジェニファー・ローレンスは大胆不敵な


面があり、アカデミー賞受賞の際も、数多の大女優達にたいして


「あなた達に勝ったわ!」と言い放った大物だ(笑)


ともあれ、久しぶりに出現した「メリル二世」の今後に大注目だ。



またな!