『衝撃! 金メダリストの実力』
48年ぶりにボクシングのロンドン五輪ミドル級で
金メダルを獲得した村田諒太(27)が25日、
有明コロシアムで行われたプロデビュー戦で、
東洋太平洋ミドル級王者の柴田明雄(31)を2回TKOで下した。
金メダリストといってもヘッドギアもつけているし
ラウンド数も短いし、果たしてプロで通用するのか?
しかも相手は東洋太平洋チャンピオンだ。
日本中が注目する中、運命のゴングが鳴った。
ゴングが鳴ると同時に、村田選手お得意の
前に前にのプレッシャーをかけながら
重いパンチをブンブン繰り出した。
相手が東洋太平洋王者と思えないほどに
村田選手は一方的に柴田選手にパンチを
ヒットさせた。
早々とダウンを奪い、2回で勝負はついた。
想像を絶する強さだった。
階級も重いので一発一発のパンチに迫力があり、
外国人選手の試合を観ているような錯覚に襲われた。
試合前や試合中に笑顔をみせていたのは
自分をリラックスさせて最大限に力を発揮させるためであり、
村田選手は非常にクレバーだと感じた。
48年ぶりの金メダリストの名に恥じない
パフォーマンスを発揮したが、ミドル級という階級は
世界に化け物のような強豪選手がゴロゴロいる。
村田選手も試合後言っていたが、世界のミドル級のチャンピオンクラスを
倒すにはいまのままでは通用しないという厳しい現実がある。
世界はとてつもなく広い。
村田選手には、「重量級の世界チャンピオン」という
日本人の夢を叶えてほしい。
またな!