『新堂冬樹 文庫新刊! 『整形夫婦~アンチエイジング~発売!!』
~あらすじ~
ふと鏡を見て、ファンデーションを重ねながら妻は思う。
「夫が愛してくれなくなったのは、この皺のせい? 身体のせい?」
街ですれ違ったミニスカートの女性を振り返り、夫は思う。
「あと10歳若ければ、俺だって」
夫婦は、手段を選ばず「老い」に抗おうとした。
どうしても愛を取り戻したかった妻と、たった一度の過ちを犯した夫。
隠し切れなくなった嘘がボロボロと互いを覆い尽くし、
二人を結ぶ絆は完全に崩壊してゆく。
「アンチエイジング」の功罪を問う、新堂冬樹の異色小説!
本作品は、「永遠の若さ」「永遠の美」を求めて崩壊してゆく
男女の物語だが、みなさんはやはり若さや美にこだわるだろうか?
昔と違って、美容技術が飛躍的に進歩しているので、
たとえば、男女とも昭和初期の25歳に比べて現代の25歳は驚くほど
若々しいというか幼い顔立ちをしている。
ファッションやメイクなどの影響もあるだろうが、
とにかく、10歳~15歳くらいはビジュアル面が若返った
気がする。
まあ、賛否両論あるだろうが、俺は、「生き生きしている」という
意味の「若々しさ」なら大賛成だ。
見かけだけ若くしていても中身が不健康だったら、
それは違う気がする。
まあ、なにはともあれ「健康」が一番!
またな!