『ロバート・デ・ニーロの凄さ』 | 新堂冬樹オフィシャルブログ「―白と黒―」Powered by Ameba

『ロバート・デ・ニーロの凄さ』


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1976年作のあの不朽の名作『タクシードライバー』


(主演 ロバート・デ・ニーロ)を約10年ぶりに観た。


もうブログに何度も書いているが、俺は世界中の俳優の


中でデ・ニーロが1番好きであり、1番の名優だと思っている。


本作品もこれまでに3、4回観ているが、あるプロデューサーさんに


ウチのタレントが観た方がいいと勧められていたので、記憶が曖昧に


なっている部分もあったのでもう1度観ることにした。



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俺の部屋には『タクシードライバー』の


特大パネルが飾ってある(笑)



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デ・ニーロ以外にも、なんと、当時14歳のジョディフォスターが


13歳の娼婦役で出演している。



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ジョディフォスターと言えば



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1988年『告発の行方』

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1990年『羊達の沈黙』


の2作でアカデミー賞主演女優賞を2度も


受賞した名女優だ。


~あらすじ~


 ニューヨークの夜を走るひとりのタクシードライバーを主人公に、

現代都市に潜む狂気と混乱を描き出した傑作。

ベトナム帰りの青年トラヴィス・ビックルは夜の街をタクシーで流しながら、

世界の不浄さに苛立ちを感じていた。

大統領候補の選挙事務所に勤めるベッツィと親しくなるトラヴィスだったが、

彼女をポルノ映画館に誘ったことで絶交されてしまう。

やがて、闇ルートから銃を手に入れたトラヴィスは自己鍛錬を始めるが、

そんな彼の胸中にひとつの計画が沸き上がる……。

暗く重く考えさせられる映画で、

過激なシーンも数々あり、新堂黒作品に共通する世界観だ。

改めて、ロバート・デ・ニーロという役者の凄さを振り返ってみよう。


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『ニューヨークニューヨーク』では、

超自己中心的でわがままな

天才サックスマンを熱演。


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『ケープフィアー』では、狂気の犯罪者を



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『ゴッドファーザーパートⅡ』では、

若き日のゴッドファーザーを



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実在した伝説のボクサーを演じた

『レイジングブル』では、



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現役時のボクサー(左) 引退後のボクサー(右)


を演じるためにパスタを食べまくり

短期間で27キロも増量した。


まるで別人だ。



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伝説のマフィア、アル・カポネを演じた際は、

次の映画の撮影が直近だったこともあり増量できなかったので

特殊スーツで太らせているが、驚くのは顔だけは特殊メイクなし

に太らせたというプロ根性だ。

髪の毛を美容室で抜いて禿げさせたという

徹底ぶりには驚かされる。


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因みに、このときの『ミッドナイトラン』のデ・ニーロは、

アル・カポネ・・・『アンタッチャブル』と撮影日が

ほとんど同じだ。

これも、別人のようだ。



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最後は、『ヒート』のデ・ニーロだ。

このときの彼は凄腕の殺し屋を演じている。

かっこよすぎる(笑)


ほんの一部の作品を紹介しただけだが、

その役によって徹底的に役作りをする

「デ・ニーロアプローチ」は有名で、

それぞれまったくの別人にみえる。

こんな役者は、もう出てこないかもしれない。

新堂黒作品が好きな方は『タクシードライバー』も

きっと気に入るはずだ。


またな!