『新堂作品映像化を振り返るパート①』 | 新堂冬樹オフィシャルブログ「―白と黒―」Powered by Ameba

『新堂作品映像化を振り返るパート①』

作家になって14年で、50作以上の作品を


世に出してきたが、今回は、映像化&舞台に


なったものを紹介しよう。



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阿部サダヲさんと鈴木杏香さん、


そして、元祖天才子役の武井証君が


出演。


ウチのタレントも何人か出演している。



舞台挨拶のときにも言ったが、原作とタイトルは


変わっているが、内容は負けないくらいに素晴らしく


仕上がっている。


試写で観たときに、不覚にも泣いてしまった(笑)


自分の作品の試写会で感動しているのを


関係者にみられたら恥ずかしいものだ(笑)



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常盤貴子さん、仲代達也さん、片岡鶴太郎さん、


林遣都君、本庄まなみさん、中島知子さん、


フットの岩尾さん・・・豪華なキャストにより


製作された映画の撮影は函館で行われ、


ウチのタレントに付き添う形で俺も二週間ほど


ロケ現場に行った。

北海道は生まれて初めてだったのだが、


函館が想像より「静かな街」だったので驚いた。

一流の役者さん達の「役に入り込む姿勢」と


映画監督という仕事の裏側は非常に勉強になった。


あと、オフの日になぜか三回も行くことになった


「北島三郎記念館」はいい思い出だ(笑)



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『ある愛の詩』は、もう六年くらい前・・・黒木メイサちゃんも


松田翔太君もまだデビュー間もない十代の頃に


ドコモスペシャルTBSドラマで放映された。


本作品は、俺にとってもかなり思い入れの深い作品で、


コロンビアレコードとコラボで製作したミニCDを小説に付け、


また、別に「ある愛の詩」のCDも同時発売した。


CDには、松田聖子さんの歌を何曲も作っている


大御所作曲家さんが作った曲に俺が作詞し、


フルオーケストラを雇い1970年代に一世を風靡した


名作映画「ある愛の歌」の主題曲を再現した。


装丁のピンクの色にもこだわり、俺自ら印刷所まで


足を運んだりもした。


いま思えば、角川書店の人は大変だっただろうな(笑)


CDといい装丁の色といい、とにかく、いままでの作品の


中で俺が一番「口を出した」作品かもしれない(笑)


そこまで心血注いだ作品なので、


正直、ドラマになってイメージが違うと怖かったのだが、


出来としては素晴らしいものに仕上がった。


なんといっても、主役ふたりの初々しい演技は


いまとなってはレアだ。


パート②に続く