『日本アカデミー賞』
3月2日に『日本アカデミー賞』が
行われ、「八日目の蝉」が10部門を
総なめにした。
最優秀助演女優賞 永作博美さん
「八日目の蝉」は、俺の知り合いの成島監督の作品で、
以前のブログにも書いたが、この数年、俺が観た邦画では
断トツのナンバー1だった。
最優秀主演女優賞 井上真央さん
去年の夏前に成島監督に電話をして、
「来年のアカデミーは監督の作品が総なめしますよ」
と予言したのだが、監督は謙虚に否定していた。
最優秀監督賞 成島監督
放映翌日、お祝いの電話を監督にかけたところ、
「新堂さんの予言どおりになりましたね」とまるで
他人事のような物言いがおかしかった(笑)
主演の井上真央さんもよかったが、
とくに助演女優賞の永作博美さんの演技は、
胸が引き裂かれそうなほどだった。
「八日目の蝉」をまだご覧になってない方は、
是非、DVDを借りることをお勧めする。
そして新人賞は、これまた親交のある
長谷川博己さんが受賞した。
本人にも言ったが、長谷川さんは30代の
男優にしては珍しく「透明感のある役者」である。
これから名優になるために、骨太の代表作に
巡り合ってほしい。
できれば、新堂作品でそれが実現できれば最高だ。
またな!