『メジャーでの戦い』
重富麗奈15歳が、先日、新曲の打ち合わせを
作曲家さんを交えて行った。
7月23日のセカンドライヴに向けての新曲だ。
6月21日の『Assassin』1st Liveでは、初ライヴの
メインヴォーカル兼リーダーとしてのプレッシャーを
物ともせず、見事に成功に導いた。
とくに、山口百恵さんの「マンジュシャカ」をソロで
歌ったときには、涙した観客もちらほらいたほどだ。
当時21歳の山口百恵さんの歌の中でも最も難しい
とされる「マンジュシャカ」を、15歳の少女が情念たっぷり
に歌い上げることができたのは快挙といってもいい。
『Assassin』のメンバーが合同レッスンがない間も、
ボイストレーニングに日々を費やしている。
女優としても、8月にクランクインするドラマへの出演が
決定しているが、同月はメジャーデビューに向けて
ライヴも増え、レコーディングやレッスンなども立て続く
ので、どこまで撮影に参加できるかわからない。
撮影に日程が取れなければ、当然、出番もセリフも
減らされることだろう。
だが、麗奈は「いまは『Assassin』をメジャーにすることが最優先」
と言い切っている。
女優としてはドラマの仕事を犠牲にするのは胸を引き裂かれる
ほどにつらいことだ。
しかし、それをいとも簡単に言ってのけるあたりが、麗奈の
「強さ」であり「図太さ」である。
それから、彼女が抜きん出ている武器・・・「執着心」だ。
一度ターゲットに食らいついたら相手が致命傷を負うまで
絶対に離さない闘犬のようだ。
安室奈美恵さん、浜崎あゆみさん、EXILEさん・・・これから彼女は、
究極の「チャンピオン」達が活躍するリングに挑む。
そう、これまで雲の上の存在だと思っていた「チャンピオン」達と、
同じ世界に立ち戦っていかなければならないのだ。
文字にすれば簡単だが、それは血反吐を吐くほどの大変な
ことだ。
どんな犠牲を払っても食らいつき、決して「後退」してはならない。
後ろに下がれば、待っているのは「敗北」だ。
だが、「野性児」の麗奈なら、きっとやってくれると信じている。
またな!