『マイペース自己流筋トレ講座』
突然だが、これはベンチプレスの最中の仰向け
の状態での写真だ。
そう、今日も、「明け方に運動したい病」の発作が
起きてしまったのだ(笑)
これは、両腕を胸の前で交差させた状態での腹筋だ。
腹直筋(お腹の真ん中の筋肉)を鍛えたいときは、
真っ直ぐに上体を上げ、脇腹の筋肉を鍛えたいときは、
右、左と交互に捻りを加えればいい。
ポイント①は、両足は伸ばさずに膝を曲げた状態にすること。
足を伸ばしたまま腹筋運動をすると腰に負担がかかり
痛めやすいのだ。
ポイント②は、上体を完全に起こさないことと、戻すときに背中を
床につけないことだ。
そのほうが、腹筋に強い刺激が伝わる。
ポイント③は、鍛えたい場所に意識を集中させ、ときには手で
触れながら刺激が伝わっていることを確認する。
「意識」と「確認」をするとしないでは、効果が全然違ってくる。
まあ、細かいことを言えば目線がどうの肋骨と臍を近づける
イメージとかいろいろとあるが、あまり教科書通りにやろうとすると
面倒になって続かないので、この三つのポイントを守れば
大丈夫だ。
回数も、限界になるまでやって三十秒~一分のインタバルを
取り、また限界まで・・・という感じで3セットくらいやれば十分
だろう。
気合を入れ過ぎて三日坊主になるより、長く続けられるほうが
結果的には「勝ち」になる。
上腕二頭筋・・・いわゆる力こぶを作るトレーニングは
いろいろある。
写メのやりかたはダンベルカールと呼ばれるものだが、
立ってやるやりかたと座ってやるやりかたがある。
座ってやる場合のポイント①は、写メのように肘を太腿で
固定すること。
これは、反動を防ぐためだ。腕に反動をつけてダンベルを
上げ下げするやりかただと刺激が筋肉に伝わりづらく、
効果が半減してしまう。
ポイント②は、上半身の反動を使ってダンベルを持ち上げない
こと。
これも、刺激が筋肉に伝わりづらくなるというのが理由だ。
ポイント③は、腹筋運動と同様に、鍛えたい筋肉・・・上腕二頭筋に
意識を集中し、ときには触れて確認すること。
俺がよく口にする「念ずれば夢は叶う」と同じで、筋トレも、
どこにどれくらいの筋肉をつけたいかを正確にイメージする
ことで、効果が違ってくるのだ。
もう二十年以上身体を鍛えているが、俺の場合、長続きの秘訣は、
トレーニングマニュアルに忠実になり過ぎないことと、一度にめちゃ
めちゃな回数をこなし過ぎないこと・・・つまり、無理をせずにマイペース
&我流でやることだ。
ボディビルダーの大会に出るわけではないので、健康で強靭な肉体を
手に入れたい程度なら、最低限の知識と実行で十分だ。
トレーニングは肉体強化だけでなく、脳細胞の活性化にもいいので、
「運動不足」の方は「ゆっくりマイペース」でいいので
始めることをお勧めする。
またな!