『新年第一弾! 「雪」VS「氷」』
2010年の第一発目の「最強メジャー」シリーズは、
冬に相応しく「雪」VS「氷」で行こう。
まずは、改めて「両選手」の説明をする。
(雪)
まあ、凄く簡単に大雑把に言えば、気温や風の具合によって
氷晶が成長して大きくなったものが地上に舞い落ちるときの状態、
といった感じだ。
(氷)
水が氷点以下の温度で固形になった状態。
というわけで、親=水 子=氷 孫=雪
みたいな感じ(笑)
さて、本題に戻る。
「雪」も「氷」も当然のことながら各分野に広く浸透して
いるので、すべてを紹介するわけにはいかないので
駆け足で行く。
まず「雪」は、文学で川端康成の「雪国」、谷崎潤一郎の「細雪」、
そして新堂冬樹の「忘れ雪」(笑)、音楽では中島美嘉の「雪の華」、
イルカの「なごり雪」、吉幾三の「雪國」など、
ほかにも数え切れないほど多くの歌や本のタイトルや
歌詞、文章に使用されている。
「スノー」という表現を加えれば、その使用度はさらに広範囲になる。
「雪女」、「雪男」などもあったり、スポーツ・レジャーでも
スノーボード、スキーがあり、
小説でも「雪のような~」という表現は多用され、
「雪だるま」「雪合戦」も世界的に古くから親しまれている
冬の風物詩だ。
一方の「氷」も負けてはいない。
「かき氷」「アイスキャンディ」など、「最強メジャー」のテーマに
取り上げられる有名で親しまれている「子分」を持ち、
お酒やアイスコーヒー、アイスティーなどの飲料物にも
「角氷」や「丸氷」は欠かせない。
スポーツ・レジャーでもアイススケートやアイスホッケーなどがあり、
表現でも「氷のような~」もよく使われ、
こちらも「雪」に負けていない。
文学、音楽面のタイトルでは使用度は劣勢に思えるが、
生活の中の実用度では「雪」を上回っているだろう。
「雪」がなくても日常生活の上で困ることはないが、「氷」がなけ
ればお酒や冷たい飲み物に使用できないので、命にかかわること
はないが困ってしまう。
が、「ホワイトクリスマス」などに代表されるロマンティックなムード
を醸し出すのはやはり「雪」だろう。
「雪景色」がこの世からなくなると、日常生活に困りはしないが
寂しいものがある。
と、いいことばかり書いたが、自然環境において
「雪」も「氷」も度が過ぎると交通機関をストップさせたり、
家の崩壊、スリップ事故、転倒事故の多発など、
人や物に甚大なる被害を与えるし、
「遭難」など命を奪われることもある。
マイナス面においても、「両者」とも存在感十分だ。
さてさて、俺の結論を出そう。
日常生活でなくて困るのは「氷」だと先に述べたが、
「最強メジャー」シリーズは、
「どちらの印象度が人々の心や脳裏に広く深く刻み込まれているか?」を
競うものなので、俺的には、「雪」のほうが印象深いので勝者は「雪」
とする。
まあ、説明段階ではデータに基づく紹介が多くても、最後のジャッジは
「個人の印象度」という非常に曖昧なもので決まるのが、
「ゆるい」感じで俺は気に入っている(笑)
またな!