『ひと足先に今年を振り返ってみた「芸能プロダクション・作家部門編」』 | 新堂冬樹オフィシャルブログ「―白と黒―」Powered by Ameba

『ひと足先に今年を振り返ってみた「芸能プロダクション・作家部門編」』

さあ、タレント部門の次は作家部門のタレント紹介だ。


新堂プロ作家部門第一号は、「アンビリバボー」「さんま御殿」など


数々のヒット番組を作り高視聴率をゲットしてきた天才放送作家の


安達元一さんだ。




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「恋人の彼氏を一週間で寝取ったら一億円を差し上げます」


などという人間の欲望を深く鋭く衝いた処女作「LOVE GAME」


(主演 釈由美子)が、いきなり日テレの連続ドラマになった。


このドラマで、ゆきがデビュー作連ドラレギュラーという快挙を


成し遂げた。


安達さんはもともと、俺の小説のファンでいてくださり、著書に推薦を


頂いたり各方面・・・ダウンタウンの松本人志さんなどをはじめとする


芸人さんに広めてくださり、という間接的なお付き合いだった。


俺が新堂プロを設立してから安達さんと初めてお会いし、意気投合


するうちに小説を書くことになった。


放送作家と小説家という違いはあれど、そこは「第一人者の大御所」


であり、文才があるのはもちろんのこと、とにかく筆がはやい。


「こういうエピソードを入れましょう」などのアドバイスも、原稿用紙50枚


くらいなら二、三日で書き上げるのだから恐れ入る。


現在、二作目が完成し、年内にデビュー作に引き続き幻冬舎より


刊行される。


もちろんゲラの段階で読んだが、さらに著しい成長を遂げており、


新堂的には「LOVE GAME」よりも好きだ。




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そして作家部門第二号は、日本一メジャーなAV女優のみひろさんだ。


なぜAV界に身を投じたかを赤裸々に綴り、それをノンフィクションではなく


小説仕立てにしたところが凄い。


彼女とは、「黒い太陽」の映画化の企画が進行していたときに、


共通の知人を介してキャスティング目的でお会いした。


彼女の深い物の考え方と語彙の豊富さに、俺はピンときた。


「騙されたと思って、小説を書いてみない?」


最初は謙遜していた彼女だったが、いざ決意して書き始めたら、


俺の目に狂いがなかったことを証明してくれた。


現在、二作目を首を長くして待っているところだが、テレビや舞台など、


もはやAV界の枠を超えた大活躍のみひろさんは、なかなか執筆の


時間が取れない。


今度は、男性主人公の物語を読んでみたいものだ。

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第三号は、映画&ドラマ「恋空」、「タイヨウの唄」、「輪舞」などの


ヒット作連発のメジャー脚本家の渡邉睦月さんだ。


書く脚本が次から次に映像化になる彼女が選んだ処女作の


題材は、女性脚本家と中世的な美少年の不思議な関係を描いた


力作だ。


さすがに売れっ子脚本家だけあり、とにかく物語を読ませる力は


半端ではない。


じっさい、俺もノンストップで読んでしまった。


現在、第二作の執筆を始めた睦月さんが選んだテーマは、


「超超超ドロドロ」とした女の戦いを中心とした群像劇だ。


ほかにも作家部門には、「おしゃれイズム」「赤坂サカスさん」などで


知られる人気放送作家の北本かつらさん、


俺の原作「ぼくとママの黄色い自転車」「子ギツネへレン」


「アテンションプリーズSP」の脚本家である今井雅子さん、演出、実業書


などで幅広く活躍している新田哲嗣さんなどが処女作執筆に挑んでいる。


来年には、タレント部門の高橋未希、若木萌も作家デビューを果たす。


ここに名前を出していない「将来の文豪」候補も何人かおり、これからも、


新堂冬樹のライバルを積極的に輩出してゆくつもりだ。


俺も、彼、彼女らに負けないように、さらなるパワーで読者が記憶喪失に


なるような「刺激作」を生み出してゆけるように頑張る。


またな!