『ひと足先に今年を振り返ってみた「芸能プロダクション編」①』
創立三年目を迎えた新堂プロは、「飛躍の年」に相応しい
慌しさだった。
まずは、改めて新堂プロのタレント部門、作家部門の所属を
まとめてみよう。
「未完の大器」篠原楓17歳
新堂プロ最古参であり、看板タレントである。
所属当時のはっちゃけぶりからは想像できない
しとやかさと女らしさを身につけ、すっかり「女優顔」に
なってきた。
今年の楓は、映画3本とドラマ2本に出演し、BeeTV『記憶の中のミライ』
では欝気味の記憶喪失という難しい役どころを演じた。
まもなく完成の新堂冬樹監督PV『GAP&SHOCK』では、ヒップホップ九州
チャンピオンを取ったことのあるダンステクニックでセクシー&クールな楓と、
本業の女優としての演技も披露している。
『記憶の中の~』では、初主演のプレッシャーとハードスケジュールを
物ともせず、彼女持ち前の「現場での強さ」をいかんなく発揮した。
現在公開中の『引き出しの中のラブレター』でははっちゃけ女子高生、
11月7日公開の『天使の恋』(主演 佐々木希)には一転したイジメ役
で出演している。
2010年は・・・。
☆春に撮影済みの映画(東映)の公開。
☆3月に大型全国ロードショーのメインクラスでクランクイン。
☆ゴールデン帯の連ドラレギュラーが内定。
企画進行中のものも含めれば、かなりのハードスケジュールとなる。
後輩タレント達の急成長が著しい中、彼女にとっては気の抜けない一年
となるだろうが、持ち前の「ポジティヴパワー」にプラスして、来年楓が苦手な
「執着心」を身につけ、真の意味での「看板女優」となってほしい。
「孤高の狼」ゆき16歳
ブログ なし
所属一ヶ月にして、日テレ連ドラ『LOVE GAME』
のレギュラーという華々しいデビューを飾ったゆき。
まさに、大型怪物新人が出現した、という感じだった。
ゆきは、「ポップティーン」の東京オーディションに
出場していたところを見初め、福岡まで飛んでご両親
に挨拶してスカウトしたのだが、とにかく、彼女は「狼」の
ような尖った雰囲気を持つクールな少女だ。
この写真では想像できないだろうが、普段のゆきはあまり
笑わず、周囲から「不機嫌なの?」と訊かれることもしばしば(笑)
2010年は・・・。
☆1月に制作費10億大型時代物映画クランクイン。
☆春に某有名監督で映画「哀しき悪魔」主役決定。
ほかにも、企画進行中の映画もあり、彼女にとってさらなる飛躍の
年となるチャンスである。
多くの現場経験を経て演技力を徹底的に磨き、「怪物的」から
「真の怪物」となることを期待する。
☆1月に制作費10億大型時代物映画クランクイン。
『小公女セイラ』の撮影が12月まであるので1月クール
のドラマは取れていないが、いくつかある進行中のどれ
かには嵌ると思っている。
本人は4月クールの連ドラを狙っているが、
『セイラ』でいいパフォーマンスをみせることが
できたらチャンスはある。
現在の課題をクリアしてスキルアップに成功したら
来年中に「メジャー女優」の仲間入りも大いにあり得る。
「魔性の少女」重富麗奈15歳
「みお&フォーチュンクッキー」という秋葉系アイドル
ユニットの脇役から女優として頭角を現し、現在放映中の
NHK『チャレンジド』で連ドラレギュラーを勝ち取った。
15歳とは思えない艶っぽさがプロデューサーさんに
受け、「魔性キャラ」が確立しつつある。
女優だけでなく、抜群の歌唱力のある彼女は音楽関係の
大プロジェクトのイメージガールに抜擢され、まもなく、
メジャーレコードメーカーが提供してくれた「麗奈オリジナルソング」
の配信ダウンロードが始まる。
また、このプロジェクトの一環として制作されたPVでは主役を演じた。
2010年は・・・。
☆3月に大型全国ロードショークランクイン。
歌のほうでも、主題歌か挿入歌が取れれば、
大手レーベルからメジャーデビューが決まっている。
女優としての課題はまだまだ多いが、逆を言えば底なしの「伸びしろ」
があるということになる。
それに、麗奈の場合は、演技力云々とは別の魅力があるので、
来年は、さらに「魔性ぶり」に磨きをかけて
ステップアップしてほしい。
またな!