『行動力②』
お気に入りのファーポケットを誇示するように
見返りショットで決めているのは中嶋晴子14歳だ。
晴子から『引き出しの中のラブレター』を観に行く
という連絡が入ったので、マミのブログの
タイトルに①をつけ加えた。
マミにしても晴子にしても、映画を観に行ったから
行動力が凄いというふうに言っているのではない。
誰の演技がこうだったああだった、私もなんちゃらかんちゃら
と、とにかく『熱い』のだ。
メールの最後には、しっかりと自分の写メ(笑)
自分が14歳のときにはどうだったかを、ふと、振り返ってしまう。
そもそも、14歳の俺って、なんだか違和感がある(笑)
とにかく、晴子はまだ所属一ヶ月そこそこなのに、
もう5年はいるような錯覚に陥ってしまう。
面接オーディションのときはおとなしい感じだったので、
「ギャップ」に驚かされっ放しだ。
もちろん、いい意味の驚きだ。
ひと言で表現するなら「ハングリー」。
晴子をみていると、『エースを狙え』の岡ひろみや
『明日のジョー』の矢吹ジョーを思い出してしまう。
岡ひろみはまだしも、矢吹ジョーは少しわかりづらいたとえかもしれない(笑)
岡ひろみと矢吹ジョーに共通しているのは「ハングリー」だ。
つまり、「ギラギラ」しているのだ。
晴子に別の比喩を使えば、「情熱的なスペイン娘」と
いうところか。
まあ、なんにしろ、芸能界は「のし上がってみせる!」という精神が
なければ埋もれてしまうので、頼もしいかぎりだ。
ローティーン達がこれだけ頑張っているので、
38歳の坊主Mも負けてはいられない(笑)
またな!