澪香の吐息混じりの声が、京介の情欲を掻き立てた。
いま、間違いなく自分は「雄」だった。
それも、盛りのついた獅子の若雄・・・感動に、胸が打ち震えた。
不倫が背徳であるというのなら、性殖器は妻だけを相手にしたときにのみ息吹が与えられるはず。
しかし神は、ゆきずりの女性であっても性行為に及べる力を、我々男性に与えたのだ。
『不倫純愛』128P~129Pより
本作品は、新堂冬樹初めての官能小説である。
全体の約70パーセントが官能シーンのオンパレードだ。
未読の方は、成人の方にかぎり是非、読んでほしい。
またな!