本ブログ更新が滞っております、済みませんmOm
チェルシーFCの話です。
現在イングランド・プレミアリーグ首位を走っておりますし、明日はリーグカップ決勝戦を戦います。
チャンピオンズリーグもベスト16に残り、何ら悪いシーズンではありません。
では、何が「地味」かって?
それは来シーズンからのユニフォームの胸スポンサーです。
何と、日本の企業が!
(↓クリックしてください)
http://www.chelseafc.com/news/latest-news/2015/02/yokohama-rubber-to-become-official-shirt-partner.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150228-00010001-ballball-socc
横浜ゴムですって!
もちろんタイヤメーカーだとは知っております。
でも我がチェルシーFCの胸スポンサーになろうとは全く思いもよりませんでした。
今シーズンが始まる時には、トルコ航空がそうなる、という噂も強くありましたしね。
日本のサッカーサイトの記事では、日本のサッカーファンの意見として
「どうせなら日本のチームを応援してくれたらいいのに」
というのがたくさん掲載されてました。まあわからなくもないですが。
しかし、それは狭い料簡だと言わせていただきます。
みなさん、横浜ゴムのビジネスが現在どうなっているかご存じでしょうか。
(↓クリックしてください)
http://www.yrc.co.jp/cp/ir/financial/segment02/
これが過去数年にわたる横浜ゴムの地域別売上です。
日本とアメリカには強いが、それ以外が非常に薄い。
単なる日本企業としてではなく、グローバル企業としてどうなりたいか、を考えた結果ではないでしょうか。
今回のチェルシーFCとの契約で、欧州・アフリカ・東南アジア・南アジアへの露出を増やしたい
という狙いがあるのは明白です。
どうしてその4地域なのか?
きっと横浜ゴムはアフリカ・アジアにより多く進出していきたいのだと思います。
その両地域は、これからより発展していく地域です。人口もどんどん増加している。
しかしどちらも欧州の元宗主国の影響を今でも強く受けています。
昨今はそれらの地域での欧州チャンピオンズリーグ視聴者が急増しているとのことです。
ということは、チャンピオンズリーグに出て勝ち負けできるようなチームを選んでサポートしようとしたはずです。
その中で、どうしてチェルシーだったのか、まではわかりかねますが、
チェルシーは既に、アウディやザウバーF1チームとパートナーシップを結んでいます。
つまり車関係のパートナーが先にいるので、出て行きやすく、かつそちらでも次のビジネスの種があるかも、
と考えたのではないでしょうか。
これなら合点がいきますね。
ともかく、1シーズンあたり4000万ポンド(約73億円)の大型スポンサー契約です。
横浜ゴムさん、有難うございます!
これでまた良い選手を引っ張ってこれますし、スタジアムの増築or移転にも役立ちます。
あとは、モウ監督、選手たち、頑張ってよ!と願うばかりです。
今年の夏もまたレプリカユニフォームを買わねば。
(毎年買ってるけど!)
