サッカー・イングランドプレミアリーグの話です。
我がチェルシーFC、なんとも浮き沈みのあるシーズンを送っております。
コミュニティー・シールドに負け、
UEFAスーパーカップに負け、
しかし、プレミアリーグでは絶好のスタートも
UEFAチャンピオンズリーグで、すぐにもたつく。
プレミアリーグでは、その後も勝ち点を伸ばし、
チャンピオンズリーグも何とか建て直す。
だが、プレミアリーグで失速を始めると(マンUびいきの誤審にやられた・・・)
チャンピオンズリーグも土壇場でやられて敗退。
で、ディ・マッテオ監督更迭。
監督交代後もプレミアリーグではなかなか勝てず、
ちょっと良くなったところで日本へ(クラブワールドカップ)。
横浜での緒戦(準決勝)は快勝も、決勝では監督に策も無く、敗退。
そしてイングランドへ戻ったら、リーグカップで大勝。
もうちょっと安定感のある、粘りのある戦いができんもんかな・・・。
こんな状態で今日の試合を迎えました。
NHKで生放送やってたので、見ておりました。
<第18節(ホーム):12/23>
チェルシー 8-0 アストン・ヴィラ
得点者:トーレス(3分)、ダヴィド・ルイス(29分)、イヴァノヴィッチ(34分)、
ランパード(58分)、ラミレス2(75分、90分)、オスカル(79分pen)、
アザール(83分)
まあ、派手に点取ったもんです。
またランパードやアザールの素晴らしいゴールもありましたから、
見てる分には楽しいので、悪い気はしませんけど・・・。
もしヴィラのGKのファインセーブがなかったら、間違いなく得点は2ケタ行ってたでしょう。
でも、開始わずか3分の先制点がなかったら、ゲームはどちらに転んだかわからない。
ヴィラも圧倒的にボールを持たれていたわけではなく(確か4割くらいは保持した)、
シュートも枠に飛んでいて、ヒヤッとする時間帯もあったので。
第一、プレミアの中堅どころとはいえどもコリンチャンスの半分以下のチームって
わけじゃない(コリンチャンスの決定機のほうが少なく感じたくらいだから)。
ヴィラは「いつものプレミアの試合」という感じで丁寧に自分達のプレーをしようと
したと思います。ランバート監督も「自分達のプレーをしよう」とするタイプの監督で、
相手の長所を消すことに狙いを定めるタイプではないでしょう。
それに上手く便乗し、アスピリクエタが美しいクロスを上げ(彼のプレーはかなり良かった)
先制点が生まれたので、流れに乗っていけただけ、のような気がします。
日本に来て、クラブ世界一になれず、批判を沢山受けて
その払拭の意欲に燃えているのはわかります。
でも、一時の感情であってはいけない。
来月上旬まで、中2~3日で6試合も続きます。
(もし、ロンドンに住んでいたら、次々にチェルシーの試合があってワクワクして、
「これぞ本当のFestive Season」なんだろうなと思います)
そこでしぶとく全試合勝っていけるのか?
(全部勝たないとマンチェスター勢との差がちっとも縮まらないから)
そこが勝負、その間でいくつもゲームを落とすようなら、監督交代!です。
しかし、選手達がまずは頑張って欲しい。苦しい時も一歩踏ん張って欲しい。
自分達の名誉が掛かっているのだから。
ゴールラッシュを見ながら、そう願わざるを得ないゲームでした。
