サッカーの話、イングランド・プレミアリーグの件です。
2011-12シーズンが始まっています。
(開幕週の試合が一部、件の暴動で延期になってますが)
我がチェルシーFC、只今(現地時間20日17時30分キックオフ)、今シーズンのホーム緒戦を
何とか逆転で勝ちました。
<第2節(ホーム):8/20>
チェルシー 2-1 ウエスト・ブロミッチ・アルビオン(WBA)
得点者:ロング(WBA、4分)
アネルカ(チェルシー、53分)、マルーダ(チェルシー、83分)
NHK衛星で生放送やってましたので、見ておりましたが、開始早々、守備のミスから先制されて
ホントに酷い試合の入りでした。
パスはしているけれど、選手は動いていないし、そもそも監督の考えるプレーの先を相手チームに
突かれてしまっているように見えます。昨シーズン途中に大枚叩いて買った選手がいるので
(トーレス選手)、どうしてもその選手を生かしたいという気持ちはわからないでもないですが、
明らかに、その選手が途中交代で退いた後のほうが、チーム全体が上手く連動しているのです。
「ここ5~6シーズン、そうして来たのから、コンビネーションが良くて当然」
との向きもありましょうが、そういう問題じゃない。
もう「構造的な」問題だと思います。
ただパス回しするんではなくて、無駄走り(ムーブ)を献身的にやらないとチェルシーの良さは出ない。
それを、そのトーレス選手が早く覚えてほしいところです。
もしくは、トーレス選手の前所属チーム時代の同僚の選手がいるので、その選手を起用して
パスの供給役を務めてもらって良さを引き出すか、の二者択一でしょう。
でも、チーム全体の動きが大事だから、やっぱりそれに合わせてもらうほうが早いとは思うのですが。
たった一人の高額な選手のためだけに、他の10人の動き全部を修正するわけにはいかないので。
相手のウエスト・ブロミッチも開幕節でマンUと接戦をしていましたから、調子は良かったのでしょうけれど、
とにかく苦戦し過ぎ。開幕戦も無得点の引き分けで、そして、この第2戦。
先が思いやられるなあ~。
結果を出したのは結局昨シーズンまで上手く行っていたやり方です。
(ドログバ・アネルカ・マルーダ3選手が最前列)
元に戻すと後退と取られかねませんが、「構造的な合理性」があるなら、それは残すべきでしょう。
もうそれは「好き嫌い」の問題ではなくて、"Do or die"の問題です。
そこへ次世代の中心となる若手を絡めて(良い若手選手、実はたくさんいるんですよ。なかなか
起用されないだけで)、今シーズンは尻上がりにどんどん良くなるようになって欲しいです。
来年5月末には、一つは頭に王冠の乗っかっている、そしてもう一つは取っ手が耳みたいにデカイ、
これらの二つのトロフィーを掲げられるように・・・。
でも前途は多難に見えますね、今のところ。
チェルシーFCを応援し始めてから、今季で14シーズン目です。
今季も熱狂的に応援していきます。
