何の意味もない暴動。今すぐやめるべき。 | Tadのブログ

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ウロウロ、フラフラしている京都のAround40男(本業:診断“志”資格を持つ経営コンサルタント、副業:いろいろ)が、趣味の世界・日々思うこと・気づいたことなど、いろんなことを書いています。
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ロンドンの暴動どう思った? ブログネタ:ロンドンの暴動どう思った? 参加中


彼の地のキャメロン首相が、

「これは単なる暴動である」

と言ったとかいうニュースがあったな。
(そのニュースソースを探してるんだけど、見つからないぞ・・・スミマセン)


私は、その通りだと思っている。
暴動があちこちで起きる原因となった「警察官による男性射殺事件に対する抗議デモ」は
もちろん、正当な権利として認めていい。

しかし、だからといって無秩序に商店を襲ったり、放火していいはずがない。
よって、そのデモ以外に起こった、ロンドンの他地域および英国の各都市における
全ての暴動は、論外だ。
そんなの、モラルの欠如でしかない。
だから、デモ以外の暴動に関わった人は、全て等しく暴力犯として処罰されるべきだ。


それなのに、

「職につけない若者が鬱憤晴らしに、暴動を起こしている」

のように、社会問題みたく書いている日本の大手新聞もあったな(某SK新聞)。
だけどそれは問題のすり替えでしかない(記者さんもっと勉強してね~。実際に英国行って調べろよ~)。

じゃあ、職に就けなくて、イライラしているからといって、
そのトッテナムの暴動にかこつけて、近所の商店を襲撃していいのか???

良いわけないでしょ?

そんなこと言ったら、今の日本だって(とりわけ関東以北)、あちこち暴動だらけで、
しかもそれが許されることになってしまうと思うのですが、いかが?



「職に就けない」ってことには、いろんな理由がある。
人種、信条、学歴、性別、出身地、年齢、容姿、資格、経歴、などなど(他にもいろいろある)。

もちろん、そういう差別はないほうがいい。でも、どうしたって、それらは無くならない。
ならばそれはそれで一旦受け入れた上で、何ができるか考えるしかない。

それを考える力をつけるために、「教育」が存在する。

そして、英国という国は、1997年のブレア首相就任以降、その「教育」に力を入れてきた。
近年保守党政権に変わったけれど、そこは変わってないと思う。
英国の若年層もきちんと義務教育を受ける限りにおいては、その恩恵はあったはずで、
そこでルールだって学んだに違いない。

なのに、無分別に暴動を起こすとか、他人を傷つけるとかは、もう論外。
しかも、確固たる信念があってそれをやってるわけでもなかろうに。
そんなことしたって、他人はおろか、自分だって幸せになんかならないよ。

それが私の結論。
よって、暴動は今すぐにでもやめろ、と言いたい。



追記: 
ロンドン西部のイーリング・ブロードウェイ(Ealing Broadway)でも暴動があったのだけれど、すぐ近所に
元同僚が住んでいる。無事だといいけどな…。


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