タイトルが「健康診断」ならば、テーマも「健康のこと」とちゃうの?ってご質問受けそうな感じですが(笑)。
あくまでも、地元の話です。
ただ、切り口が健康診断なだけで。
本日、健康診断を受けてきました。健康診断らしい健康診断を受けたのは4年ぶり。
(おいおい・・・だって堅気の仕事してたの2008年3月までで、その年度の健康診断を受けたのが
2007年の夏だったからね)
私は京都市の国民健康保険に加入しております。
京都市はとある年齢以上になりますと(笑…今年度何歳になるかって???)、大変安価で健康診断を
受けさせてくれるわけです。まあ、行政サービスの一環ってやつですね。
そしてそれは、市内の小学校でも市内の医療機関でも受診できます。
今日は、自宅のある地域の小学校区でその健康診断を受けられる日だったので、それを利用してきました。
(私の場合、自宅のある地域の小学校区=母校です)
500円で、胸部レントゲン・身体計測(身長・体重・ウエスト回り)・血液検査・血圧・尿検査を
受けさせてくれます。別途300円払えば、大腸ガン検診(要するに検便ですね)もやっていただける。
血圧も検尿も問題なし、とのことでした。
まあ、見た目(BMI&ウエスト回り)に問題はなく、周囲にご迷惑を掛けるようなことはまだなさそう(笑)。
(ルックスがイケてないのは、皆様に我慢していただくしかないですネ・・・爆笑)
さて、問題があるとすると、やっぱり高齢化でしょうか。
もちろんその健康診断を受けに来る方は、ほとんどがリタイヤされた方々。
まあそれは当然(お勤めの方はお勤め先の定期健康診断を受診されるだろうし)。
しかし、問診とか血圧測定してくださる内科医の先生方も、
「大丈夫ですか?」って申し上げないといけないくらいお年を召していらっしゃる。
失礼ながら、動作がメッチャ緩慢で、耳も大変遠いのです。
なんせ健診会場が母校なので、その先生方のうちの何人かは私が現役の小学生だったウン十年前、
校医でもいらしたわけです。その当時は児童数1000人に達するマンモス校だったから、
まあ、私の顔まで正確には覚えてらっしゃらないだろうけれど、自宅のすぐ近所にお住まいで、
時々は顔をお見かけし、あいさつもします。ついでに私の苗字は、学区では私しかいない。
なのに、こちらが「こんにちは、お久しぶりです」と申し上げても、反応なし。
「大丈夫かいな~」って不安になっちゃいます。
沢山の人間が健診を受けてるから機械的に処理してると言われれば納得もしますけどね・・・。
ついでに言えば、学区内で、私くらいのお年の内科の開業医の先生、ゼロです。
京都市は、京都府域の中では65歳以上の方の人口比率がまだ低いほうです。
(京都市の高齢化率22.2%、右京区に限れば22.6%)
それでも、こんな感じ。
当然、都会から離れれば離れるほど、活発でなくなるだろうし、行政サービス負担はますますキツく
なるはずです。いや、ならないはずがない。そして行く末は、国債の更なる乱発→デフォルト?!
ギリシャやポルトガルのことを他人事と言ってられませんけど。
そうなんだけど、若い世代に譲ろうってお年寄りも少なくて。
泉が枯渇したら、自分の飲み水に困るはずなんですが、
枯れることなどなく、いくらでも湧いて出てくるとお思いのようで・・・。
自分が健康体であることは嬉しいんですが(血液検査の結果が問題になる可能性は残してますが)、
「社会不健康」ですよ、明らかに。
その事実からは逃げられないと思うと、ユーウツだな~。
