昨夜、普段あんまり見ないTVの前に座って、画面に見入っておりました。
画面の大半は、明るい色から濃い色までいろんな種類の緑色、そして紫色のアクセント。
メインでパフォーマンスする人々は白のシャツとパンツ・・・。
そう、テニスのウィンブルドン選手権です。
で、タイトルの「75年」は何のことかわかります??
・・・男子シングルスで地元英国選手が優勝から遠ざかっている年数です。長過ぎやろ~。
(前は1936年のフレッド・ペリー。あの月桂冠のマークのポロシャツで有名な人ね)
今年はひょっとすると、久々に、いや私が知る限りにおいて初めて英国人選手が優勝するかも、
と思ってTVを見たんですけど・・・やっぱりダメだったかぁ。
その期待のアンディ・マレー選手、準決勝で、現No.1のナダル選手(スペイン)に
最初は良かったが、ジリ貧で負けてしまった。
ああ~残念、めっちゃ残念。
ちょっと前、ティム・ヘンマンという全英的大人気の英国人選手がいて、
準決勝までは残るけど、決まってそこで負ける選手がいました。
しかし私はヘンマン選手が優勝できると思ったことがない。
何故って?もうそれは第6感みたいなもんだけど、ガツガツとしたところがない選手だったし、
「いいとこのボン」って雰囲気だったから。
でも、マレー選手はスコットランド人で(グラスゴー出身、でもイングランド人の血も1/4混じってるそうだ)、
割と感情を露わにするし、なんとなく「おっ、イケるかも!」って思ったわけです。
それ以外の根拠はあんまりなかったんだけど(笑)。
ウィンブルドンのスターといえば、私くらいの年代の方なら、
まず、ボルグ&マッケンロー、もしくはコナーズ
次に、ベッカー・エドバーグ・レンドル
そして、アガシ&サンプラス
って感じでしょうか。やっぱり英国人はゼロだな。
テニスで、何故に優秀な英国人が少ない?って考えるけれど、有効な答えはなさそう。
確かにテニスをするにはお金がかかるから、巷で優秀な少年は、サッカーとかクリケットに
流れるかもしれない。
でも、だからといって、イングランドやスコットランドがサッカーのW杯で優勝するわけでもない。
う~ん、難しい問題だ。
その昔、ウィンブルドンの住人だった私(※)にとって、これは悩ましいテーマなのです。
しかし、大変興味のあるテーマでもありまして。
仕事そっちのけで調査・解明してみたいもんだ(笑)。
※注)ウィンブルドンの住人だったのは本当の話です(2000年8月~2003年7月)。
あのテニスコートから歩いて10分くらいのところに住んでおりましたよ。
但し、観戦チケットが手に入ることはなかったので、選手権をTV以外で見たことはなかったけれど。
でも試合のない時期に、見学に行ったことはある。次の写真がその証明です。


どっちもセンターコートで撮影(改装前。2003年の初夏だった、はず)。
左の写真は、フラッシュ焚き忘れて(笑)、背景はきれいに写ったけど、人物が真っ黒くろ。
2人いるうちの左が私。実物に難アリだから、真っ黒でちょうど良かった(爆笑)。
右の写真は、ちょうど選手権の前で、芝生が青々としてる。これが決勝近くになると、
ベースライン沿いの芝がはげてくるのだ。
余談は以上ですが、ということで、来年こそ、マレー選手に勝ってもらいたいなあと思ったりしております。
しかし、ドーバー海峡を挟んだフランスも似たような現象に悩む国の一つなんですね、コレが。
75年ってほどでもないし、また違う競技だけどね。
それは、後日書きましょう。ヒントは本ブログのヘッダーです。
さてさて、TV見に行くか~。女子の決勝が始まるからな。
