月末まで、まだ4日あるもんね~(笑)。
今月のそれは、かなり志向・嗜好・指向が違います。
(どの漢字の意味する表現も当たってるように思います)
というのも、クラシックではあるけれど、歌曲。
かつ、超有名どころの作曲家でもないです(もし熱烈なファンの方いらしたら、済みません)。
そして日本でそんなに多くコンサート等で演奏されている曲目ではない(と思います)。
特に有名なチューン(というか、キャッチーな旋律)があるわけでもありません。
こちら↓です。
Four Last Songs / 12 Songs/R. Strauss

¥2,642
Amazon.co.jp
リヒャルト・シュトラウスの歌曲集です。
それをソプラノ歌手のエリザベス・シュワルツコップが歌っています。
(赤文字をクリックしてください。参考リンクになってます。以下同じです)
「じゃあ、なぜ先のような理由があるのに、このCD買ったの?」というご質問が
飛んできそうなんですが、それはですね、私が買ったCDには、上記のものに
DVDが1枚おまけで付いていたからです。
「おまけに釣られて買うなんて、ガキんちょか、Tadは?」
なんて言わないで下さい、ちゃんとした理由あるんです!
理由とは、そのDVDが、このCDの歌い手であるシュワルツコップがオペラを歌っている
1961年の映像が収録されているからなのです。
「なんで、それがちゃんとした理由になるんじゃい」って?
それはですね、私達は昔の音楽家達の演奏をレコードやCDで聴くことはいくらでもできます。
とりわけ「名盤」とされている演奏であれば、現代でもたくさん残っているのでかなり容易です。
しかし、実際にパフォーマンスをしている姿を大抵は知りません。音だけ。
その動いている姿をDVDで観られて、それがおまけで付いてくるなら、
「このCDは買いだ!」と思うのも、おかしくはないでしょう?
しかも安価だったらね(事実、梅田のNU茶屋町のタワレコのワゴンセールで買ったから、買値は500円)。
で、その映像はどうだったかと言いますと、特別に見栄えのするものではありません。
白黒だし、シュワルツコップが歌っているオペラ(『ばらの騎士』第一幕)も、私自身
よく知っているものではないので、歌自体を楽しめるってわけでもない。
でも、どんな衣装を着ていたのか、とか、
オペラを歌う時に、どんなアクションをしていたのか、とか、
とにかく「当時の様子」というのが映像でわかるというのがとても参考になるし、面白いのです。
1960年代初頭なら、もうカラーで映画もたくさん残ってはいます。
でもそれは映画だから、カラーで残すべく最初から撮影されていたはずです。
わざわざオペラを映像で残そうと、そこまで関係者が頻繁に撮影をしたかどうか?
(だって、ビートルズのコンサートの映像ですら、まともなのはあまりないのですから)
そういう点まで勘案すると、このDVDには十分価値があったと思います。
そんなで、いつもだったら試聴用のYouTubeリンクも張りつけるところですが、
今月はHMV.co.jpのページ中の「視聴用サンプル」でどんなのか、ちょこっと聴いていただければmOm
以上です。さあ、来月は何を聴こうか…(引き出しをゴソゴソ…)。
