予告通り<今月の一枚>に代わってオススメの音楽をご紹介します。
「もっと余裕持って書けよ」って?
最近、切羽詰らないと書けないんですよ(笑)。
今月はちょっと目先の変わったものを紹介したいと思います。
(最近ブログを読ませていただいている方の影響も多分にある・・・どなたのことかは、
私のペタ帳から当ててみてね!)
まずは、こちら↓をクリックして聴いてみてください。
いかがでしょうか?
いつもこのコーナーでご紹介するのは、大抵クラシックか、ジャズっぽいものが多いです。
私がそれらが大好きということもありますし、買ったのに机の引き出しの中で眠っていて
まだ聴いていない新品のCDの多くがクラシックのものだからなんですけど(笑)。
でも、こういうのも好きなのです。
上の曲は、ネパールのSur Sudha(スル・スダ)という3人組のバンド(って呼んでいいのかなあ)
の演奏による、彼の地のフォーク音楽です。
フルート・タブラ・シタールのトリオです。
私が持っているCDはこちら↓。
Images of Nepal/Sur Sudha

¥1,362
Amazon.co.jp
1997年の秋、青年海外協力隊員としてブータンにて活動していたその任期中に、
出張で赴いたネパールの首都カトマンドゥのレコード屋で買ったものです。
(当時は日本での取り扱いはなかったけれど、今はAmazon通販などという便利なものの
おかげで世界中の音楽CDが手に入るようになった)
ビートルズ好きの私にとって、シタールやタブラは割とお馴染みの楽器でもあります。
「ノルウェーの森」「ラヴ・ユー・トゥ」「ウィスイン・ユー、ウィスアウト・ユー」
などでそれらがフィーチャーされていますので
(赤い文字の部分をクリックして聴いてみて!)
シタールやタブラの生演奏を聴きたいなあと思うようになるのはとても自然なことでした。
そんなで、その出張でカトマンドゥに赴いた時も、時間を見つけて
シタールのコンサートに足を運びました。
サウンド・エフェクトを効かせて、かつパブリック・アドレス・システムで大きな音を
響かせるエレキギターの演奏もいいのですが、
そのコンサートでの生のシタールの音には参りました。
素晴らしいサウンドでした。
新しもの好き・珍しいもの好きのビートルズの面々がそれを気に入ったのは
至極当然だと深~く納得した記憶があります。
ということで、そのコンサートのあと、知人に頼んでカトマンドゥで
最も大きなレコード屋へ連れてもらい、上記のCD購入と相成りました。
以来、そこまで頻繁に聴くわけではないにせよ、私のCDコレクションの中では結構重要な
位置を占める一枚として存在しています。
一般的にシタールやタブラと言うと、インドの演奏家が有名でしょう。
特にビートルズとのつながりが深いラヴィ・シャンカルなどは。
このSur Sudhaにはそこまでの商業性はないかもしれません。
しかし、インドではないネパールという地域らしい、ちょっと奥まったところが
何とも言えず、気に入っています(もちろんシャンカルのシタールも素晴らしいし好きですが)。
もちろん彼等自身の作曲によるものも多くあります。
YouTubeでもこのSur Sudhaの演奏が結構紹介されていますから、是非他の曲も聴いてみて
いただければ幸いです。
それでは、また来月は普通に<今月の一枚>をご紹介しますのでお楽しみに!
