W杯サッカー、日本代表はPK戦でやられてしまいましたね。
残念ですが、PK戦とはそんなもんで。
<W杯サッカー決勝トーナメント1回戦>
パラグアイ 0-0 日本 (AET, Paraguay wins 5-3 on penalties)
大昔、イタリアのバレージ&バッジョも外してましたしね。
(古い話で恐縮です。バッジョなんて大ホームラン打ち上げてたから )
それより、120分間一度も相手にゴールを割らせなかったことが素晴らしかったと思います。
こっちが点を取れない時に焦ってしまい、逆に相手に点をやってしまって0-1で負け、なんて試合が
過去の国際試合でよくあったように思いますので、その1点をやらなかったことが大きな
進歩ではないでしょうか。そういう点で選手の大健闘を称えたいです。
また、試合後のインタビューでの監督と主将の話の対照的なことが印象に残っています。
監督「今、終わったばかりで日本サッカー全体のことは考えられない」
長谷部主将「今度は、Jリーグを同じように応援してもらいたい」
自分がJリーグでプレーするわけでもないのに、そう言った長谷部選手には「なかなかやるな」
と思わされました。やはり「自国リーグの隆盛なくして底上げはない」と感じるからでしょう。
私は、Jリーグをほとんど見ません。熱烈なChelsea FCのサポーターではありますけど。
(たま~に、地元の京都サンガの試合を見るくらい。でも、サンガはチーム結成以来応援してますよ。
昔は天皇杯勝ったこともあったくらい強かったし)
Jリーグは良い選手が分散し過ぎていて、ちょっとぬるく感じるのです。
逆にChelseaをはじめとするイングランド・プレミアリーグは世界中から凄い選手が次々に集まる。
3年もすれば半分くらいチームのレギュラー選手が入れ替わるくらいに。
だから生存競争も過酷、観ていてTV越しに緊張感が伝わります。
Chelseaというチームへの愛情もありますが、それだけでなく「観たい」と思わせるものが、
イングランドリーグにはあります。
そういうガチガチのものが日本でも見られれば、「お金を出して観る」対象としてJリーグも
考えるようになるかもしれませんが…。
しかし、長谷部選手の一言で、やっぱりサポーターが選手を叱咤すべきだろうな、と思いました。
しかも根っからのファンとは言いがたい私のような人間を魅了できれば本物だろうから、
我々も時々は声を上げていくべきなのでしょう。
加えて、日本の選手には、どんどん海外で勝負してもらいたいです。
やっぱり外の景色は違いますから。
市井の人間である私でさえ、外国で働いたあとに見えるようになった景色はそれ以前と全然違いました。
才能のあるスポーツ選手なら、尚のことそうに違いない。
(但し、語学はちゃんと勉強して行けよ~。現地の言葉に疎い選手に、チームは冷たいから…)
さあ、日本代表および別途応援していたイングランド代表がW杯から退出したので、
あとは、私の優勝予想が当たるか否かを、「お客さん(=批評家!?)」目線で見届けたいと思います(笑)。
戦前の予想は、ブラジル優勝でした。
(ブラジル代表はベスト8に駒を進めているので、今のところはOK)
