今日は、本業で京都府舞鶴市へ。一連の企業支援の最終回でした。
但し、続きがあるかもな~。ちょっとだけ期待。
その道中、JR山陰線を利用するのですが、その山陰線というのは、まだまだ単線の
多い区間なのです。しかも丹波山地の間をクネクネとカーブに次ぐカーブを走り抜けて。
山陰線は、明治中期に、京都の財界によって途中の園部(京都府南丹市園部町)までが開通し、
その後、富国強兵が進むに従い、当時脅威であったロシア帝国に相対する舞鶴軍港への
連絡路線として明治政府が引き継いで、園部以遠区間(舞鶴まで)が開通しました。
日本の近代史に横たわっている路線だと言っていいでしょう。
…スミマセン。本題にも入らんうちから、ウンチクになってしまいました(笑)。
で、今日はその山陰線に乗ったことで、何を言いたいか、ですが、
「その丹波の長閑な車窓風景がとても傷ついている」
ということです。
京都府の丹波地方はそんなに人口の多い場所ではありません。
にもかかわらず、
大きな橋を造ったり、
辺りに民家もあまりないのに河川敷をコンクリートで固めたり、
山を切りひらいたり、
とそのままで健康な人に対し、あちこち外科手術をしているかのように見えました。
まだ昔ながらの重厚長大型のものが必要?って思います。
いらんでしょ。
ただでも過疎化が進む地域なのに。
未だ以って長く続いた悪弊から抜け出せていない。
それでその地域は満身創痍。
しかも一旦傷ついたら、二度と元には戻らないのに。
無駄な予算と、それに群がる人々。
見ていて悲しい姿でした。
これ以上、我々自身を傷つける必要はないよ、と言いたい…。
(追記:ちなみに、この地域はちょっと前に自転車でコケたどっかの党の党首の選出区でもあります)
