黄色い彼岸花 | Tadのブログ

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ウロウロ、フラフラしている京都のAround40男(本業:診断“志”資格を持つ経営コンサルタント、副業:いろいろ)が、趣味の世界・日々思うこと・気づいたことなど、いろんなことを書いています。
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シルバーウィーク初日、京都は好天に恵まれました。
観光地はそれなりに人出があったようで、ちょっと早く観光シーズンがやって来たかのようです。

軽い肉離れ を起こしていた右足の具合が、まずまず良くなったので、2週間振りにいつもの
ウォーキングコースへ 歩きに出ました。いつもよりかなりゆっくり目で、約1時間半くらい。

途中、稲刈りの終わった田んぼの畦道に、彼岸花が咲き誇っていました。
こんな↓感じに。

診断“志”Tadのブログ-090919sagano


そして、その中に「黄色い」彼岸花を見つけました。

診断“志”Tadのブログ-090919黄色い彼岸花

植物辞典で調べると、「鍾馗水仙(ショウキズイセン)」という変種なのだそうです。
初めて見ました。

よく晴れた日に歩くのは本当に気持ちがいいものです。あとは足が再びパンクしないのを祈るのみ(笑)。
無理してはいけないので、明日はサイクリングにして別の筋肉を使おう!



しかし、今日歩いた奥嵯峨地域も至るところで宅地造成されていて、田園風景が失われつつあります。
今日も、新たに造成工事が始まったところを何ヵ所も見つけました。

「人口が減ってきているのに、田畑や雑木林をつぶしてまで新築の家が必要なのか」

という思いと、

「跡継ぎがなくて農業を廃業した方々が、目の前の生活や財産分与のために、土地を現金化しないと
いけない、っていうのも辛いな」

という思いとが交錯します。

近郊農林業はどこも大変そうです。農作物の買取価格もとっても安価だとか。
それは理解できます。
しかし、それに対して無策だった国や自治体には、その責を感じてほしいと思います。
そういう無策ぶりが、田畑を潰し、環境まで壊しているのだと。
(田んぼがあるから洪水や土砂崩れが少なくて済んでいた面もある、とのことなので)

また、その造成地域は京都市の「歴史的風土保存地区・風致地区」に指定されてはいる ものの、
京都市と新旧の地主と開発者が届け出たら、用途転用は出来るみたいではあります。
そんなに難しくもなく。

京都市は、開発にはご執心だけれど、景観の保存には無関心なのかな?と思わざるを得ないところです。
観光のお客さま方が京都のこの辺りへ何をしにいらっしゃるのか、わかっていないとみえます。
街中の「京町屋」ならともかく、誰も郊外へ家を見には来ないと思うのですが。



政府も替わったし、地方行政府も「チェンジ」が必要なのではないかなあ…。

これからのシーズン、もっともっと大勢の方がこの辺りへいらっしゃいます。
できることなら、目に見える風景に関しては、「変わらない姿」を見ていただきたいものだと、切に願います。

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