セミナーのハシゴ | Tadのブログ

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ウロウロ、フラフラしている京都のAround40男(本業:診断“志”資格を持つ経営コンサルタント、副業:いろいろ)が、趣味の世界・日々思うこと・気づいたことなど、いろんなことを書いています。
ちょっとのぞいていって下さーい。

忘れてました、今日は七夕でした。

しかし京都は曇り空で星は見えず。わざわざ京都市内は

申し合わせてライトダウンしたらしかったけれど。


ライトアップで煌々と明るい街もいいけれど、私は暗闇に

たくさん星が見えるほうがもっといいなあ、と思います。

なんか、ジーンとくるものがあるじゃないですか。



さて、今日は経営関連セミナーのハシゴをしてきました。

もちろん、聴く側です。

頑張って、早く話す側にならなければ(いつのことやら?)。


一本目は、大阪の中小機構経営支援プラザ梅田での、

『売れない時代の販路開拓の知恵』。


これは、中小機構がやっている中小企業向けの販促支援

である「販路開拓コーディネート事業」の概要の説明と事例

の紹介と、ネットビジネスで高業績を残されている中小企業の

経営者の方による販路開拓のための対応と考え方のお話

でした。


印象に残ったのは、


「一般的に考えられる新商品の売れる条件というものが

あって、例えば、


商品については、

・新規性

・トレンド/ニーズ

・価格競争力

・デザイン/カラー

・安心/安全


経営能力として、

・財務体質/資金繰り

・社長のリーダーシップ

・明確なビジョン

・営業対応力

・プレゼン力/説明資料


などがあるとする(もっとあるはず)。しかし、この全てが揃う

確率は、ほとんどないのが現状である」


というくだりでした。当たり前にみんな考えていそうなことだ

けれど、それがなかなかできないのが中小企業だ、とのこと。


「イタッ」って感じですね。そういうところで、漏れがないように

経営者と一緒になって私ら経営コンサルタントも考えて、

お手伝いしていかなければなりません。



そして、二本目は、中小企業診断協会京都支部の

(今月より診断協会京都支部に入会しております)

中の経営革新支援研究会のもの。題目は、

『農商工連携施策』。


(診断士および受験中の皆様にはお馴染みでしょう)


この農商工とは、


農 =農林水産業者

商工=中小企業者


のこと。両者が連携して新商品・新サービスを創り出し、

売上・利益の増加を目指そうというもの。そしてその

連携を国として認定して支援しようという事業です。


京都は農林水産業全部ありますし、京都市域以外の場所の

活性化がとても大事と思っていますので、この施策には前々

から注目しておりました。


ただ、話を聴いてみると…。


どうもしっくりしない点があります。


それは、認定を得られた事業者は、補助金を含めたいろんな

支援があるのですが、必ずしも補助金がおりるとは限らない点。


補助金以外にも特別償却ができたり、借り入れが有利には

なったりするけれど、それだけだと、なかなか皆さん食指が

動かないのでは…と思ってしまう。

何せ、認定申請のための書類仕事やその申請そのものに

時間も相当かかるらしいので。


「手間の割に、実効性薄し」なんてことにならなければいい

けれど。


以上、ズラズラとセミナーの内容と思ったところを書いて見ました。

こうやって、コンサルタントも頭を磨いていますので、

是非、経営その他何でもご相談くださいね…あれっ、昨日も

そう言ったな(笑)。