忘れてました、今日は七夕でした。
しかし京都は曇り空で星は見えず。わざわざ京都市内は
申し合わせてライトダウンしたらしかったけれど。
ライトアップで煌々と明るい街もいいけれど、私は暗闇に
たくさん星が見えるほうがもっといいなあ、と思います。
なんか、ジーンとくるものがあるじゃないですか。
さて、今日は経営関連セミナーのハシゴをしてきました。
もちろん、聴く側です。
頑張って、早く話す側にならなければ(いつのことやら?)。
一本目は、大阪の中小機構経営支援プラザ梅田での、
『売れない時代の販路開拓の知恵』。
これは、中小機構がやっている中小企業向けの販促支援
である「販路開拓コーディネート事業」の概要の説明と事例
の紹介と、ネットビジネスで高業績を残されている中小企業の
経営者の方による販路開拓のための対応と考え方のお話
でした。
印象に残ったのは、
「一般的に考えられる新商品の売れる条件というものが
あって、例えば、
商品については、
・新規性
・トレンド/ニーズ
・価格競争力
・デザイン/カラー
・安心/安全
経営能力として、
・財務体質/資金繰り
・社長のリーダーシップ
・明確なビジョン
・営業対応力
・プレゼン力/説明資料
などがあるとする(もっとあるはず)。しかし、この全てが揃う
確率は、ほとんどないのが現状である」
というくだりでした。当たり前にみんな考えていそうなことだ
けれど、それがなかなかできないのが中小企業だ、とのこと。
「イタッ」って感じですね。そういうところで、漏れがないように
経営者と一緒になって私ら経営コンサルタントも考えて、
お手伝いしていかなければなりません。
そして、二本目は、中小企業診断協会京都支部の
(今月より診断協会京都支部に入会しております)
中の経営革新支援研究会のもの。題目は、
『農商工連携施策』。
(診断士および受験中の皆様にはお馴染みでしょう)
この農商工とは、
農 =農林水産業者
商工=中小企業者
のこと。両者が連携して新商品・新サービスを創り出し、
売上・利益の増加を目指そうというもの。そしてその
連携を国として認定して支援しようという事業です。
京都は農林水産業全部ありますし、京都市域以外の場所の
活性化がとても大事と思っていますので、この施策には前々
から注目しておりました。
ただ、話を聴いてみると…。
どうもしっくりしない点があります。
それは、認定を得られた事業者は、補助金を含めたいろんな
支援があるのですが、必ずしも補助金がおりるとは限らない点。
補助金以外にも特別償却ができたり、借り入れが有利には
なったりするけれど、それだけだと、なかなか皆さん食指が
動かないのでは…と思ってしまう。
何せ、認定申請のための書類仕事やその申請そのものに
時間も相当かかるらしいので。
「手間の割に、実効性薄し」なんてことにならなければいい
けれど。
以上、ズラズラとセミナーの内容と思ったところを書いて見ました。
こうやって、コンサルタントも頭を磨いていますので、
是非、経営その他何でもご相談くださいね…あれっ、昨日も
そう言ったな(笑)。