昨日まで横浜で世界卓球選手権(個人戦)が行われておりました。
私もその昔は大真面目に卓球をやっていた人間ですので、TVで
可能な限り試合を観ていました。
日本代表は12年ぶりにメダル獲得しました(種目:男子ダブルス、
銅メダル)。おめでとうございます!GOOD JOB!
その12年前とは、英国・マンチェスターで大会が開催されていたの
ですが、実は私、Tadもその大会に参加していたのですね、これが。
とはいっても、コーチで、しかも「ブータン代表」で。
1996年夏から2年間、青年海外協力隊員としてブータン王国に派遣
され、当地のナショナル卓球コーチとして活動しておりました。
その任期中に世界卓球選手権があって、ブータンの選手を連れて、
参加しました。ブータンの選手は世界を相手に戦うには力量不十分
なのは明らかで緒戦敗退…(涙)。
と、昔話はこの辺でやめときます。
今回の世界卓球選手権は、明らかに王者・中国の対抗馬不在状態
でした。ですが、日本選手はその中では大健闘したほうだと思い
ます。特に10代の選手のプレーは男女ともに素晴らしかったです。
中でも女子シングルスでベスト8に入った石川佳純選手は今後相当
期待できるでしょう。彼女は「何十年に1人の天才」って巷で言わ
れておりますが、何がすごいかというと、「美しい」のです。
顔形がじゃないですよ(もちろん可愛らしい16歳のJKではあるの
ですが)。スイングや肘の角度や身のこなしが「美しい」のです。
言い換えれば「無理がない」「無駄がない」のです。「鑑賞に耐えうる」
プレーと言うこともできます。
それこそ、バレエやミュージカルのように。
卓球に関心のない方でも、「愛ちゃん」こと福原選手の名前くらいは
ご存じでしょうけれど、是非これからは、石川選手にもご注目ください。
さて、「鑑賞に耐えうる」といえば、自分の仕事も周りの人から見て、
そう言ってもらえるようなものになれるのだろうか…。
とにかく、少しでもそうなれるように頑張りたいと思います。