映画を観てきました。 | Tadのブログ

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ウロウロ、フラフラしている京都のAround40男(本業:診断“志”資格を持つ経営コンサルタント、副業:いろいろ)が、趣味の世界・日々思うこと・気づいたことなど、いろんなことを書いています。
ちょっとのぞいていって下さーい。

今日は、京都みなみ会館という東寺の近くの映画館にて

「ヒマラヤ映画祭」というヒマラヤ山脈周辺の地域にて製作された映画

ばかりを集めたイベントをこのGW期間中にやっているので、観てきました。


私は以前に青年海外協力隊に参加しブータンという、そのまさに

ヒマラヤ山中にある国にて2年間滞在していたことがあります。

そこでは卓球の指導をしておりました。

もう10数年前の話です。


ブータン?それどこ?という方は、こちらをクリック!

http://www.wikimapia.org/#lat=27.3912782&lon=90.5932617&z=8&l=0&m=a&v=2


それで、その周辺地域には今も大変注目しておりまして、是非映像で

最近のブータンがどんなふうになってるのか見たかったのです。


まあ、映画自体から特に大きくショックを受けた、というようなことは

ありませんでした。というより予想通りという感じだったので。

かなり発展した姿を見るだろうな、というのが予想で、その通りでした。


ブータンという国は、つい10年前までテレビ放送がなかった国です。

インターネットが導入されたのも9年前。

首都の一部地域を除くと穏やかな田園風景があり、それを囲むように

亜熱帯の森林が延々と続き、チベットとの国境沿いには万年雪と氷河を

抱くヒマラヤの高峰がそびえる、といった自然豊かなところです。

国王をはじめとする王室が大変に尊敬されてもいます。

しかも我々と同じモンゴロイドの人々が多い。

よってブータンのことをこの世の「桃源郷」などと表現する方もあるようです。


しかし、そのテレビとインターネット、その後の普及の速さが、社会的に

いろいろと問題になっているようです。

子供が本を読まなくなった、若者が麻薬や酒におぼれるようになった、

などなど…。

要するに、それらのメディアから流れてくる情報の洪水に飲み込まれて

しまっている、と。


しかし、テレビとインターネットの功罪は何もブータンだけの問題ではない

ように思っています。私達も同じことでしょう。

日本でも、その情報に引きずられるように人口が都市に流入し地方では

過疎化が進むということがもう長年にわたり問題になっていますので。


この問題はここで論じるには大き過ぎるテーマですが、診断士目線で

過疎化を食い止めるために何かしらできることはないかと、考えております。

養成課程で一緒だった仲間が全国に散らばっていますから、何か一緒に

やれるといいんだけどなあ…。