食文化担当の前田です
本日も新調ブログをご覧いただき、ありがとうございます
わたしの大好きな秋の季節がやってきました〜!!!
食欲の秋
みなさんはどんな秋をお過ごしですか
さて、先日16日開校記念イベントとして、卒業してから3年が経つ先輩方をお迎えし、
夢カプセル開封式
が行われました。
夢カプセルとは、、、
『卒業した3年後の自分の夢』を書き、同じ年度に卒業した生徒全員の分を入れたタイムカプセルのことです
書く内容は自由
3年後の自分がどんな姿でありたいか書く生徒もいれば、3年後の自分へエールを書く生徒もいます
でも、3年ってあっという間ですよね
どうして3年後なのかというと、、、
飲食業界はなかなか厳しく、3年間続けられる人も少ないのが現状。
校長は「3年続けられたらやっとスタートラインに立てたようなものだ」と言います。
働いていれば、やめたくなる時も来ます。そんな時には気軽に相談に来れる場所として、辛くなったら学校のことを思い出してほしいのです
それでは、実際に卒業生がいまどのように働いているのか、校長との対談を通して聞いてみました
まずは赤坂くん!
赤坂くんの実家は自営業です。
卒業後すぐに実家のお店に入るのではなく、と殺場に1年半勤めました
実家のお店はお肉を扱うお店なので、と殺場で勤めた経験が、いまとても活きているとのこと
「カウンターに立ってお客様とお話しするのがとても楽しい」と笑顔で嬉しそうに話してくれたのが印象的でした
次に田沼くん!
田沼くんは本校のフードアカデミーで授業をしてくださる、苅部先生のお店に就職しました
苅部先生のお店は、神楽坂にある『東白庵かりべ』というお蕎麦屋さんです
学生の頃から研修やアルバイトで勤めていて、今では店主に店を任されても大丈夫だと思えるほど自信と実力がついてきた田沼くん
ですが、最初の頃は続けていけるか不安になることがひと月に何回もあったとのこと。
苦難あっての今なんですね。
他にも、
現在は自分で出張料理を経営している卒業生
仕事は調理で、好きなお菓子作りは仕事としてではなく趣味として極めている卒業生
いろんな企業をまわって経験値を上げている卒業生
などと、在校生たちは先輩の生の声を真剣に聞いていました。
そんな先輩たちに、在校生からこんな質問が
「お客様と対話するのが苦手です。
心構えなどを教えてください!」
卒業生はこんなアドバイスをくれました。
「親方は3つも4つも先のことを考えて動いている。学校に居るうちから、実習についている先生方や担任が次に何をしようとしているのか考えることから始めるといいよ。」
もちろん現場に出てから学ぶことはたくさんありますが、学校に居るうちから先を読む力は育めます
校長からは卒業生・在校生へ共にエールを送りました。
「お客様が感動するのは、調理場に立っている役者の一生懸命な姿です。新米は対話する必要なし。一生懸命に取り組む姿を見せることが大事なのですよ。」
卒業生にとっても、
在校生にとっても、
有意義な時間になったのではないでしょうか
最後に、今回夢カプセル開封式に同席できなかった専修科10回生、本科50回生の皆さん
みなさんの夢は10月31日まで大事に保管しています
また、卒業生対象に就職相談室『とらばーゆ』があります
職員一同、いつでも皆さんのお越しをお待ちしています
気軽に学校へ来て下さいネ