桜の咲く週末 | シンノスケのブログ

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最近は、フィクションで女の子とペットのインコやウサギの話を綴っています。尺八とフルートの練習の様子なんかも書いています。

この週末はちょっと曇り空で、なんだかどんよりした感じがして、せっかく咲いたソメイヨシノがかなりどんよりムードに染まっている感じがします。それでも日曜日の今日は少し晴れ間も見えて、だいぶ暖かくなりました。近所の桜が咲く公園に行ってみたら、呉座を引いて花見を楽しんでいる家族連れがいました。何だか楽しそうでした。

 

 

そんな光景を眺めていたら、自分もちょっと花見をしながらお酒でも飲んで、この短命な花を愛でてみたいなと思いました。

 

そんな週末、この2日、日中は尺八の練習を頑張りました。5月の初の発表会がだんだん迫って来ていて、だいぶプレッシャーを感じています。その為、課題曲のリンゴ追分と雲井獅子を練習しました。頑張って練習してきたおかげで、自分一人で吹いている時は、以前に比べてかなり上達したなと実感することが出来るようになって来ました。特に琴古流の古典、雲井獅子は少しはそれらしく聴こえるようになった様に思います。そして、リンゴ追分の方も時々間違えてしまうのはちょっと難点なのですが、だいぶ音が良くなった様に思います。

 

そして、夜は雨戸を閉め切って、なるべく音が外に漏れないようにしてフルートの練習を重ねました。フルートの発表会は8月の予定ですが、課題曲のドニゼッティのソナタの練習を重ねました。この曲を始めてもうかれこれ2〜3ヶ月になると思いますが、どうしても難しいフレーズがあって、始めたばかりの頃に比べるとだいぶ良くなったとは言え、まだまだだなと個人的に思っています。

 

フルートの方はもっともっと練習しないといけないなと思います。

 

さて、そんな週末の日曜日、公園で花見をしている人達を見て、何だかちょっと花を見ながらフルートや尺八を吹いてみたくなりました。フルートで吹くとしたら「花は咲く」ですね。東北の震災の曲という事になっていますが、その歌詞を見ると何だかとても自分自身に問い掛けたい感じがする曲だと思っています。

 

ドニゼッティの課題曲を練習しながら、ちょっと気分転換にリムスキーコルサコフのインドの歌やこの花は咲くを吹いたりしているのですが、吹けば吹くほど良い曲だなと感じています。

 

難易度から言うとドニゼッティに比べるとずっと吹きやすいですが、優しそうに見えても難しい部分もあると思うので、ドニゼッティだけでなく、こうした一見優しそうな、でも美しい曲も時々練習を兼ねて吹いてみたいなと思っています。

 

 

ソメイヨシノはこの週末で終わりだろうと思いますが、この先また色々な花が咲いて来ると思うので、そうした花を愛でつつ、尺八やフルートを吹いてこの春を楽しもうと思っています。

 

そして、本当は花見をしながら尺八も吹いてみたいなと思うのですが、よく晴れた日に青空の下で尺八を吹いたら、きっと尺八が割れてしまう気がするので、金属製の尺八でない限りは無理だろうなと思っています。

 

でも、青空の下で上手く曲が吹けたらきっと気分もいいでしょうね。