ぴのちゃんの思い出とインコ達 | シンノスケのブログ

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最近は、フィクションで女の子とペットのインコやウサギの話を綴っています。尺八とフルートの練習の様子なんかも書いています。

この週末は割と良い天気になりました。土曜日は風が強くて少しまいりましたが、日曜日は風もおさまってとても良い天気です。

 

そんな日曜日はいつものウォーキングをしながら神社に参拝し、約4キロほど歩いて来ました。今は若干脚が疲れている感じです。

 

さて、そんな日曜日の朝ですが、このところ時々思い出すうさぎのぴのちゃんの話をしようと思います。

 

 

ぴのちゃんは、オランダで一緒に暮らしていた、ロップイヤーの女の子です。とても懐いていて、仕事から帰ってくるとリビングまで走って駆け寄ってきて歓迎してくれました。うさぎは声を出しませんが、その態度でその時その時の気持ちを表してくれるので、かわいかったですね。

 

ぴのちゃんの事は、時にケージの中に閉じ込めたりしていなかったので、部屋のあちこちを自由に走り回っていました。ただ、うさぎの足の裏には毛がびっしりと生えていて、フローリングの床を走ると滑るので、必死になって走ってくるのが可愛かったのです。フローリングの床から一気にカーペットの敷かれている場所まで駆けてきて、カーペットの上で少しホッとするみたいに少し走るスピードと言うか、足を動かすスピードを落とします。そして、得意のジャンプをして僕が座っているソファお上に飛び乗ってくるのでした。

 

その仕草がとても可愛かったのですね。今でも時々思い出します。

 

ぴのちゃんは、日本に帰国するときに一緒に日本に連れてきて、それからわずか一月少々でお月様に召されてしまいました。あの時は本当に悲しかったです。今思い出しても思わず目頭が熱くなります。

 

その後も数羽うさぎさんを飼いましたが、ぴのちゃんほど懐く子はいませんでした。

 

そして、いつの間にかうさぎさんからインコに変わったのです。

 

最初はセキセイインコばかりでしたが、5年ほど前にペットショップで売れ残りの様な状態になっていたこのコザクラちゃんを見て、可愛かったので連れて帰ってきたのですが、既にあれから5年以上の歳月が流れました。

 

うさぎさんの寿命はあまり長くなくて、長生きする子でも10年も生きれば良い方らしいのですが、インコの寿命は割と長いみたいです。セキセイインコはあまり寿命が長くなくて、これまでお迎えした子達は多くがお星様になってしまいましたが、このコザクラちゃんには長生きして欲しいなと思っています。

 

何しろ売れ残りの子だったので、果たして人に懐くのかどうか不安でしたが、ラブバードと呼ばれるだけに、その後すぐに僕の肩に乗るようになりました。

 

あまり声を出さない子で、いつも黙って黙々と遊んだり寝たりしているのですが、たまにピッと大きな声で鳴きます。きっと何かをして欲しいのかも知れません。そして、カゴから出たい時や餌が欲しい時は態度で示してくれます。

 

今、家にはこの子の他に2羽のセキセイインコがいます。最初にお迎えした子は3年ほどになりました。そらちゃんと呼んで可愛がっていますが、かわいそうに心の病で自分の羽を抜いてしまって、翼の下は丸裸になってしまいました。鳥専門のお医者に聞いたら、コザクラの子に恋をしてしまって、その叶わぬ恋のために心を病んでいるんだとか。羽を抜くのは止まらないと言われてしまいました。羽が生えてきても、チクチクするらしくで、すぐに抜いてしまうのです。

 

何とか治してあげたいけれど、とても難しそうです。

 

そんなインコ達のいる生活で、いつも尺八とフルートを練習していますが、あまり彼らは関心なさそうです。ユーチューブとかで音を出していると結構反応するのですが、コザクラなんかは僕がフルートを吹いていると時々視線を向けますが、あまり関心がないように見えます。

 

そらちゃんは少しおしゃべりするのですが、やはり僕の楽器には興味なさそうです。

 

果たしてぴのちゃんが今一緒に生活していたら、どんな反応をするだろうなと、ちょっと想像してみるのですが、あの耳の大きくて聴覚に優れたうさぎさんに人の演奏する音楽がどんな風に聞こえるのか、ちょっと興味ありますね。

 

本当にぴのちゃんは可愛い子でした。僕にとっては、きっと一生忘れないペット以上の存在になっていると思います。