ぴのこちゃんの思い出 | シンノスケのブログ

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最近は、フィクションで女の子とペットのインコやウサギの話を綴っています。尺八とフルートの練習の様子なんかも書いています。

2023年も明日で終わります。年末を迎えてちょっと今年一年の事を思い出していました。

 

一年前、大切に飼っていたオカメインコの様子がおかしいのに気がつき、年明け早々に鳥の病院に連れて行きました。その診察結果を聞いた時はとてもビックリし、そしてとても辛い気持ちになりました。医者に言われたのは、この子は癌にかかっていて、もう長くないと言う言葉だったのです。そして帰宅してその日の深夜に天国にいってしまいました。あの時は本当に悲しかった。

 

まさか、新年早々こんな不幸がやってくるとは想像もしていなかっただけに、なんとも言えない気持ちになりました。

 

あれから1年近い月日が流れ、今もそのオカメインコの子の事を思い出します。

 

 

ありし日のこの子の写真を見るたびにあの時の悲しみが蘇ってくる様です。本当に可愛い子でしたから、今でも生きていてくれたらなと思います。でも、こればかりはどうしようもありません。もっと早くお医者に連れて行ってあげればよかったとか、反省することはありますが、お医者が言うには、この癌は悪性だから、どうしようもないと言う言葉に力を落としたのも記憶しています。この子はきっと病気と闘って頑張って生きていたので、せめて褒めてあげようとその時思ったことも思い出します。

 

ペットを飼うってこういう悲しみと戦う日が来るので、辛いですね。でも生きている時は本当に楽しみを分けてくれていたので、今は天国で安らかにしている事を願っています。

 

そして、大切なペットをなくす経験はこの時だけの経験ではありません。

 

忘れられないペットとして今も心の中にいるのはうさぎのぴのちゃんです。

 

 

オランダ生まれのこの子が日本にやって来て、たった一月余りでお月様に行ってしまった時は、泣けて仕方ありませんでした。何しろ4年もの間一緒に生活してきて、とても懐いてくれていたので、可愛くて仕方なかったのです。

 

あれからもう随分長い年月が流れましたが、この子の事は忘れたことがありません。

 

日本に連れて来たことが悪かったのだろうかと、当時随分悩みましたが、後の祭り。今はただお月様で元気にいる事を願うばかりです。満月の日には特にそんな事を思って月を見上げています。

 

ところで、この子は藁を咥えていますが、女の子の本能でこんな風に藁を咥えていたんだと思います。

 

仕事から帰ってくると、真っ先に駆け寄ってくる本当に可愛い子でした。

 

この他にも以前飼っていたペットで、亡くなったときに悲しい思いをした子は何匹かいますが、それでも今もペットを飼い続けているのは、やはり僕の生活に潤いを与えてくれる存在だからだと思います。

 

人も動物もいつか命の終わりがやってくる宿命を背負っていますが、彼らを大切にしてあげようと改めて思った2023年でした。