アベノミクスの第二の矢「財政政策」に関する若田部昌澄さんの記事を紹介いたします。


Why The Fear Of A Fiscal Crisis In Japan Is Overblown via @forbes ( Masazumi Wakatabe , 2017.11.23 )

http://www.forbes.com/sites/mwakatabe/2017/11/23/why-the-fear-of-a-fiscal-crisis-in-japan-is-overblown/#1b9ecf3e34ae


デフレ脱却を目指す第二の矢「財政政策」は拡張的でなければならないのに、安倍晋三総理の下で行われている財政政策は拡張的ではない、と、若田部さん。


2013年こそ拡張的であった財政政策が、その後は既存の税を増税するなど、政府はお金を吸い上げ続けている、と。


新たな税を検討している例として出国税を紹介されています。

(質問者2の記憶が正しければ、プライマリー・バランスの黒字化目標の2020年度達成を先送りしたそうですが、出国時に千円!も取るなんて緊縮スキーのZに忖度でもしているのでしょうか

観測気球なんでしょうけどね)


緩やかな賃金上昇があったとしても、社会保険料の増加が企業や家計の負担として重くのしかかり、アベノミクスの効果を「実感」しづらくしている、と、ご指摘されます。


これらから、安倍政権は、デフレ脱却へのコミットメントが完全ではない、と。


安倍政権のデフレ脱却のコミットメントが不完全になった理由を、国会議員や国民が政府債務と財政赤字に対する過度の懸念(善意で増税多数派工作する団体となかまたち、の一部であるメディアの頑張りに依る、と質問者2は受け止め)がある、と。


日本のメディア(暗黒方面の情報によれば、Zの紙を有難がる生物)ではなく、ワインシュタイン氏が、純債務対GDP比は低く税率を上げる余地があるため、日本の財政リスクは大したことはない、とする見解を紹介されます。


日銀が政府債務を買ってしまい、(日本の債務残高や財政赤字は)大したことない!ということらしいです。(Zに支配された学会、残念な学会ではないところでのお言葉らしいです)


グラフを紹介され、名目金利と名目成長率の格差との格差は一定で、非常に小さく、債務GDP比率は爆発しないと主張されます。

(ビルトイン・ハイパーインフレの藤巻議員@日本維新の会 とは異なるご意見)



そして、若田部昌澄さんはワインスタイン教授と意見を異にしている部分を述べられます。若田部さんは、ワインシュタインはマクロ経済政策、特に日本の財政状況を改善するための金融政策の役割を軽視する傾向がある、と(M&F爺、MFモデルかーい 笑)。

しかし、日銀の金融政策のおかげで、日本の名目成長率は名目金利を上回っている。これは、日本の負債GDP比率が発散しない理由だと指摘されます。



そして、トンデモ財政危機をあおるのではなく、財政拡張をとるべき、と結ばれます。


面白いかどうか、日本のクソみたいな学会や査読論文通って云々(Zや旧い日銀などの影響下)で勝負する必要は全くないんですね(^-^)