加計学園問題のあらゆる論点を徹底検証する~安倍政権側の“自滅”と野党側の“無策”が招いた「二極化」(*1)
国会において閉会中審査が行われ、朝日新聞が報じない部分に大事な論点があると直感した質問者2。
朝日新聞が報じなかった(と質問者2が認識している)のは、
公明党の吉田議員(?)の質問、それに答えた原氏、
自民党の青山繁晴議員の質問、それに答えた加戸氏、
です。
郷原信郎氏のブログは力作なのかもしれませんが、「あらゆる論点」に含まれていない論点の中にこそ、大事な論点があると直感が。
郷原信郎さんはツイッターのプロフィールに
"「組織が社会の要請に応える」という意味のコンプライアンスに関する活動"
と書かれています。
それなのに、です。
とある方面の「こんぷらいあんす」に関しては言及が…
質問者2が気づいた「あらゆる論点」に含まれていない論点たち。
論点1:文科省という組織が獣医学部の新設という社会の要請に応えることがなかったことへの言及と改善提案
論点2:規制所管官庁側の事務次官が天下り問題で依願退職した前川氏(*2)、という規制所管官庁の元トップという「利害関係者」の発言の中立公平性
論点3:国家戦略特区の基本方針で決めたルール
"規制所管府省庁がこれらの規制・制度改革が困難と判断する場合には、当該規制所管府省庁において正当な理由の説明を適切に行うこととする" を法令遵守にとどまらないコンプライアンスを掲げる「識者」が、モニョる件
論点と良いながら、すみませんな内容で、すみません。
長文にしても、にじみ出るもの、ありますね(^-^)
"1月20日に公表された監視委の報告書によると、当時文科審議官だった前川氏は、ある法人に再就職していたOBに対し、後任に他のOBを再就職させることを目的に退任の意向の有無を確認し、再就職先の情報提供を依頼するなどして法に違反した、としている。
ある法人とは、文科省の歴代幹部が長年にわたり天下りを続けている「文教協会」という団体を指す。今回の問題を受けて松野文科相が、補助金の支出や取引の停止を表明すると、突如解散を宣言したあの団体である。文科省がOBを食わせていくための丸抱え組織であり、天下り利権のひとつといわれるゆえんだ。
依願退職した"
(*2)天下り斡旋で辞任、文科省前事務次官の「華麗すぎる人脈」 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50936
(*3)スキーバス転落事故はどうすれば防げたのか?~「小泉時代の規制緩和が原因」説を検証する
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/47417