米国大統領選、トランプ氏が勝利しました。
トランプ氏が参考にすべき政策があるようです。

若田部昌澄さんの記事を拝読。

Why Abenomics Might Be Useful For Trump

トランプ氏の経済政策を、FTの記事などで紹介しています。
インフラ整備、法人減税などがあるようです。
アベノミクスでいうところの「第二の矢」財政政策です。

拡張的な財政政策を単独で行うと「教科書」通りに金利が上昇してしまう、と。
そこで、拡張的な金融政策が良い、と。
アベノミクスでいうところの「第一の矢」です。

しかし、これを邪魔するのは、トランプ氏が所属すり共和党や「緊縮策という病」に陥った人々、と指摘されます。

どこかの国でも、「善意で増税多数派工作する団体となかまたち」の「なかま」かと思うほどの「税調」を抱える第1党や、友党の代表が「消費増税、今でしょ!」と給う連立政権の総理大臣がおられたような。
その国では、メディアや「主流派」の学者(特に「日本的ケインジアン」など)、財界、一般人にも「緊縮策という病」を患っている人々が多勢いるようです。


トランプ氏の経済政策を分析した日本語の記事では、安達誠司さん(若田部昌澄さん絶賛!)の記事を紹介されています。

長期不況を乗り越えるには、拡張的な財政政策、拡張的な金融政策を組み合わせたポリシーミックスが良い、と。


日本でも、拡張的な財政金融政策の必要性を説く記事があります。併せてご一読下さることで、更に理解が深まるでしょう。

どうなる「トランプ円高」 毒舌の裏にある4つのホンネ

(2016.11.09,iRONNA,田中秀臣)

ironna.jp/article/4448



トランプ氏が学ぶべきなのは、アベノミクス(拡張的な金融政策と財政政策)であって、消費増税ではないことは、言うまでもありませんね。