日本銀行ご担当者様

いつも大変お世話になっております。
日銀保有国債の評価など、日銀の会計処理について、質問がございます。

(*1)第131回事業年度(平成27年度)決算等について(日本銀行,2016.05.27)
https://www.boj.or.jp/about/account/zai1605a.htm/

【質問1】
(*1)の「9.保有有価証券の時価評情報」の国債(28/3月末)の評価損益に152,200億円とございますが、この時価評価した評価損益は、同ページの他の表1〜8、10、11のいずれかに含まれているのでしょうか。
含まれてい場合、その該当箇所をご教示ください。

【質問2】
日銀保有国債の時価評価損益により、日銀が債務超過となることは起こりますでしょうか。
起こる場合は具体例をご教示ください。

【質問3】
FRBは損失が発生した時は国庫から補填を受ける取り決めを米財務省と締結しているそうですが、日銀は債務超過時に国庫から補填を受ける仕組みがない、とお聞きします。

日銀が債務超過となった場合は、どのように対応すべきか、という規定が法律や財務省などとの取り決めで有りましたら、ご教示ください。

【質問4】
日銀が債務超過となった場合、日銀が日銀法にのっとった業務を行ううえで、何か不都合が生じるのでしょうか。生じる場合は具体例をご教示ください。
当方はあくまでも帳簿上で債務超過になるだけで、何も問題はないと思料いたします。


2016.09.06 16:53 日本銀行から回答がありました。

【回答1】
→ 含まれておりません。

【回答2〜4】
→ 仮定のご質問には、お応え致しかねます。


日銀の決算では、国債を時価評価することはないようですね。
それにしても、見事な(?)官僚答弁ですね。