中央銀行の総裁や議長などセントラルバンカーの格付けが公開されました。

Global Finance Grades The World’s Central Bankers 2016(2016.09.01)

これはセントラルバンカーを、物価安定、経済成長、通貨の安定性、金利管理などの評価基準で評価(A:最良〜F:最悪)したものです。

BOEのカーニーは A、FRBのイエレンはA-、BOJの黒田-sanは 昨年同様に B でした。
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ちなみに、白川方明(しらかわまさあき)-san の格付けは、2009年〜2012年まで、B- → C → C → C- (2012年のC-はアジアで最低)

黒田-san は2014年〜2016年まで、B+ → B → Bでした。
(2013年は評価するには早過ぎる、ということで格付けなしでした)

物価安定目標達成が後ズレしている日銀のセントラルバンカーの評価は、昨年までの数値をベースにしているのかもしれませんが、Bというのはやや高い気がします。

日銀総裁というと、能力に優劣をつけることが出来ないアンタッチャブルな人、というイメージも無いわけではありません。
世界のセントラルバンカーを格付けしてみると、「カーニーと黒田を交換したい」というような意見も出てくるかもしれませんね。

一つの判断材料として、ご参考になさってはいかがでしょうか。