前回の記事では、落ち込む消費への政策割り当てについて書きました。片岡剛士さんが消費減税wp提案されたコラム、消費増税判断前の第2回有識者会議で、若田部昌澄さんが消費減税を最善策とされていた資料を紹介するとともに、その会議よりも前に消費減税に言及されていた、ポール・クルーグマン、高橋洋一さん、田中秀臣さんの記事を追記して紹介いたしました。
よろしければ、ご一読下さい。

【前回の記事】「落ち込む消費への政策割り当てを、さっさとやりましょう! #消費減税はいいぞ」


さて、景気動向です。

2016年1月の景気動向指数(速報値)が公表されました。(2016.03.07,内閣府)

イワタ流景気動向指数」を使って景気動向を見てみましょう。

イワタ流景気動向指数とは、岩田規久男日銀副総裁のご著書『景気ってなんだろう (ちくまプリマー新書)』 http://amzn.to/1CUIIec に書かれた景気動向を見るためのものです。
1)CI先行指数対6カ月前比がマイナス

2)DI一致指数が2カ月連続で50を下回る

これら2つを満たすと、景気後退のサインとみなす訳です。

2013年以降のイワタ流景気動向指数をグラフにしました。

前月は景気後退リーチでしたが、CI(青線)は低下幅が縮小していますね。DI(赤線)はプラスへ。
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