財務省ご担当様
いつもお世話になっております。

日本政府債務の一部「国の借金」(ここでの定義は連結貸借対照表の負債総額ではなく国債及び借入金現在高。)についてお尋ね致します。



日本経済新聞の報道によりますと

"2014年度の当初予算での見積もりによると、15年3月に1143兆円に膨らむ"
との試算がなされたいたそうです。

ところが実際の「国の借金」は1053兆円だったとのこと。(見積もりを90兆円下回った)

国債及び借入金並びに政府保証債務現在高(平成27年3月末現在) : 財務省 

【質問1】2015年度末の「国の借金」は、いくらと見積もりされているのでしょうか?

記載されたURLも併せてご教示下さい。

【質問2】資産を併せて公表せずに「国の借金」だけを公表する理由をご教示下さい。

「国の借金」は負債のある部分にフォーカスされた情報で、資産側の数字が併せて公表されません。日本政府の財務体質が脆弱であるとの誤解を与えかねず、日本国債の安定消化を目指される財務省のお考えと矛盾するように受け取れます。

お忙しいところお手数をおかけして恐縮ですが、ご教示のほどよろしくお願い申し上げます。

2015年5月19日18:53に財務省からご回答がありました。

財務省ホームページへのアクセスありがとうございます。

5月17日にお寄せいただいたご意見等についてお答えします。

【質問1回答】

2015年度末の見込額は1,167兆1,006億円となります。こちらは、平成27年度当初予算 財政法第28条等による予算参考書類に載っております。


「4 国債及び借入金の状況に関する平成25 年度末における現在高の実績並びに平成26 年度末及び平成27 年度末における現在高の見込及びその償還年次表に関する調書」

【質問2回答】

「国債及び借入金並びに政府保証債務現在高」は、国の資金調達の全体像を示すため、国の債務を集計して、IMFの公表基準に従い、四半期毎に公表しております。

なお、国全体の資産や負債などのストックの状況、費用や財源などのフローの状況といった財務状況を「国の財務書類」を作成し、公表しております。

 

【考察】

資産を「国の借金」と一緒に公表しないのはIMFに定められていないからなんですかね…

追加の質問をしてみました(2015年5月21日 回答待ち)。


ご担当者様

いつもお世話になっております。先日ご回答下さった内容へのご質問がございます。

【財務省からのご回答】「国債及び借入金並びに政府保証債務現在高」は、国の資金調達の全体像を示すため、国の債務を集計して、IMFの公表基準に従い、四半期毎に公表しております。


【質問1】
IMFの公表基準の一次情報(リンク先)についてご教示ください。

【質問2】IMFの公表基準に政府資産に該当するものがあった場合、同様にIMF公表基準に従い公表されるのか、ご教示ください。

お忙しいところお手数をおかけして恐縮ですが、ご回答のほど、よろしくお願いいたします。