アトピー:基材について | 埼玉県行田市 完全予約制の漢方相談専門店フジイ薬局ブログ

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アトピー・子宝・ダイエット相談専門のクスリ屋 店主しんちゃんの今日の気づき


「ワセリン」をスキンケアとして

使われている方が多いのに、

とてもビックリします


ワセリンは、もともと油脂性基材。


注:基材というのは、

  材料だと思ってください。


ピザでいう、生地みないな感じ…


基本的に「軟膏」とよばれるお薬は

ワセリンが基材となり、

お薬の主成分を混ぜることで

「○○軟膏」というお薬になります。


そこで、お肌の保護として

ワセリンを使われているみたいですが


ワセリンは油でできているので

皮膚への通気性がとても悪いです。


狭い範囲で体に塗るなら

心配ないですが


塗る範囲が広いと

皮膚が呼吸できなくなり

余計かゆみが増す場合が多いです。


もし、保護として

使うならプラスチベースのような

ゲル化炭化水素の基材がおすすめです


ワセリンとプラスチベースの違いを

イメージすると


ワセリンは、体にガムテープを貼るような感じで

プラスチベースは、ガーゼを貼る感じ。


たしかに

保護する力は強いですが

皮膚の呼吸さえも覆ってしまうのが

ワセリンの弱点です


のちのち、差がでるんですよね。