こんにちは(^_-)-☆ しんのすけです
苦節2年‼ でもないか?
かれこれ2年前に入手したGLORY GND-60型 バキューム式紙幣計算機ですが、基本機能は故障していない確認をしたあと・・・ 放置(>_<)
2年前の記事:👉 グローリー 紙幣計算機(バキューム式)GND-60を入手(^^)/

クリーニングは入手時にしてあるからほぼ綺麗です。

問題はリセットSWの欠品。
これを何とか直さないと、ちゃんと使えません。
まず、カバーのSW取付部を採寸して図面を起こしました。
SWも大体の寸法を決めました。

材料選定ですが、取り敢えず加工も簡単だから、100均の消しゴムを使う事にしました。
色合いが純正に近いというのもポイントになります。
SWは何を使おうか考えて、故障している機器から取ることも考えましたが、バラスのも勿体ないから結局ホームセンターで買って来ました^^;
まずは、スイッチボタンの試作。消しゴムだから加工はすこぶる簡単!(^^)!
大体上手くいきそうな感触をつかみました。
押しボタン(試作品) 2年前の作(笑)
次に、スイッチを取り付ける板を作成しました。
アルミ板の3ミリを使用。鋸で切って穴あけしました。
写真は??(笑) 捜索中!

コネクターは要らないモーターから取りました。

ハーネスを作成し、スイッチにはんだ付け。
SWと固定版はこれでイメージつかんでください^^;
カバーに取り付け。
コネクター接続して、配線は完了!(^^)!
こちらが正規品の押しボタンなので参考にしながら、、
最後に本番ボタンの製作をしました。
簡単に削れるので寸法調整は楽ですが、ゴシゴシやっていると片減りしてしまいます
透明テープで保護しました。
まあ、上手く出来たのではと思います(^^)/
コネクターの接続
このあと、1か所固定クランプを追加しています。
カバーを取り付けて固定して、、
ハイ!完成
完成後の全景です。
シャッターの黄ばみが気になりますが、まあいいでしょう(^。^)y-.。o○
このあと、動作確認をしましたが正常に動作しました\(^o^)/
このグローリーの紙幣計算機はバキューム式と言って、回転ヘッドで紙幣を吸い付けてめくっていきます。その時の負圧の変化をバキュームスイッチで拾ってカウントする構造です。
計数スピードは25枚/秒なので4秒ほどで100枚をカウントできます。
そもそも、バキューム式というのはフリクション式(1枚ずつローラーで送り出す方式)と較べ正確性は若干劣りますが、帯封が掛かっていても計数できることから 古くから帯封紙幣の再鑑(ほかの機器で巻いた束の再確認)用として使われて来ました。
写真)吸引ヘッドと識別用カメラ部
その中でも当機は、卓上型のコンパクト機であり光学センサーを使った異金種検知、表裏検知機能付きの上級バージョンになります。
近年では出金機、帯封整理機の精度が上がっているため、銀行の行内ルールでもやらなくても良くなっている様です。
ということで、バキューム式紙幣計算機の需要は落ちています。
一方で、海外の特に発展途上国では、お札の価値が低い国を中心にお札を大量処理する必要があり、その場合には好まれて使われています。処理スピードが速いからです。
能書きは以上
動作状況に関しては追ってレポートする・・・ 予定です(笑)
つづく、、かも(=^・^=)








