昨今のFMチューナー事情について考える | しんのすけのオーディオ部屋

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こんにちは(^_-)-☆  しんのすけです

 
 
 
FMを良い音で聴きたいのですが( ^ω^)・・・  手持ちのチューナーが全滅状態で困っております(>_<)
なんとか、FM受信環境を整備したいと思っております。
 
 
わたしのチューナー歴は以前にも書いたことがありましたが、学生の頃からトリオのバリコン式を愛用してきました。高校生のときは貰い物のパイオニアでしたが、大学生協のオーディオフェアでKT-8300を買ってからはずっと愛用してきました。
 
【TRIOのチューナー】
イメージ 1
(写真)以前の記事「TRIOのバリコンチューナー 振り返り」より
 
 
202009110711401e7.jpeg2020年9月の写真(故障品の山)
 
 
KT-8300は、まだKENWOODがある時代にメーカー修理もしたことがあります。その時もパルスカウントICを交換しました。それも随分使っていたけれど壊れました。パルスカウントICが無いと駄目だということで、仕方なくオクにてKT-8300の動作品を購入してしばらくは使っていたと思います。
それもいつしか壊れました。
KT-8300のSW折れ品というのもあった気がするが・・・  あー、上の写真に写っていますね(笑)
 
その後、貰ったKT-7700も駄目で、それからは良く覚えていませんねー、
満足な状態でなかったことは確かです。
 
 
 
 
2023092318331488f.jpeg
現在、オーディオラックにあるのはKT-1000ですが、これも一回直しましたが現状はダメダメ。
センターチューニングの位置がずれていてステレオ受信できない。サーボで合わないセンターに引き込むから余計おかしい。AUTOをOFFにしてモノラルでもおかしい。シグナル最大の時センター位置には来ない。スケール針の照明が切れて、どこを指しているのか分からない(; ・`д・´)
 
リビングにあったKT-8000もとっくに壊れました。
 
 
 
これまでの経験で思うのは、アナログチューナーは壊れやすいという事。素子が完全にダメにならなくても、回路の定数が少しでもずれると検波回路が正常に働かなくなるのでしょう。回路的に調整がシビアな様です。
 
だから、デジタルシンセサイザー・チューナーの方が多少はマシ(壊れにくい)かもしれません。
でも、寝室のKT-5020は壊れておりますけどぉー💦
 
 
20230923183328798.jpeg
写真)寝室のKT-5020
 
 
修理する技量はありませんし、それよりやる気が無いと来りゃぁ先に進みません(ノД`)・゜・。ある程度整備されたシンセサイザー・チューナーの中古を探そうかな。
 

 
それなら中古より新品の方が良いと思い調べてみましたが、想像以上に悲惨な状況であることが判明。
はっきり言いまして、普及品は現在発売されておりません。
 
普及帯で最後まで作っていたのは、DENONのTU-1500AE(2006年発売)あたりだと思いますが、10年以上前にやめているでしょう。パイオニアやヤマハあたりでもあった様な記憶がありますが、良く分かりませんけど、とっくに生産中止でしょう。いづれにしても、内容的には大したものではありません。
 
 
 
現在発売されているのは、アキュフェーズとコンクルージョン(旧:港北ネットワークサービス)のみです。そして共に受注生産。(アキュフェーズは多少在庫があるのかもしれません)
 
 
1.アキュフェーズ T-1200 
アキュフェーズT-1200
2018年発売で当時価格は税込み388,000円。現行価格は税込み440,000円の様です。
 
現実的にはコレ一択でしょうが40マンはちょっと・・
しかし、内容的には1993年発売のT-109、2005年発売のT-1000あたりで終わっている感があります。チューナーが欲しいというユーザーのためにラインナップしているのでしょう。
 
 
 
2.コンクルージョン
1)C-FT1000・・330,000円
C-FT1000.jpg
 
 
 
 
2)C-FT500・・211,000円
C-FT500.jpg
社長、社名変更もあり、注文していつ来るのかは問い合わせしてみないと分かりません。
 
 
なので、良品中古を求めようとオークションを覗くと、まともに動きそうな個体は極めて少ないことが分かりました。
 
一部、知識のある人が部品交換、調整して出しているものがありますので、その辺が無難な線という感じですが、その技量は未知。リサイクル屋の動作品は、かなりリスクが高いし長持ちはしないでしょう。
アキュフェーズはある程度整備された中古が出ていますが、4~5万はしています。T-105はバックアップ電池が液漏れする様で基板のパターン修理をしてある物が多いです。
 
 
以上の様なチューナーの状況をみると、まともなチューナーを使ってFMを電波で受信して楽しんでいる人が一体どの位居るんだろう? と考えさせられてしまいます。
 
 
これを書きながら、オクをチラ見していましたが、手頃な修理調整品をポチってしまいました。
旧いケンウッドのシンセサイザー普及機種です。
到着しましたら、またレポートしたいと思います。